遥の幼馴染はボウフウリンのお姫様２ (ページ3)

今日:2 hit、昨日:966 hit、合計:44,548 hit

幼少期ページ3

柊「お前も、大丈夫か？」そう言って私に声をかけてくれた。

『う、、うん、ありがとう、ございます。
君も、ごめんなさい、見てるだけで、、助けてあげられなくて、、助けてくれて、、ありがとう、』

狐「いや、いいんだ、、君こそ大丈夫？」

『えっ、うん、、だいじょうび、、です、、』

柊「お前、元からその喋り方なのか？違うなら聞き取りにくいし、なんかムカつくからやめろ」

『す、、すみません、、私、初対面の人、、苦手で、、』

初対面なのにそんな事言われ、怖い人だなって思ったんだよね、でも

柊「、、オレの名前は柊登馬だ。お前も」

狐「えっと、オ、オレは佐狐浩太」

優しかった。

『？？えっ？』

柊「名前言ったんだ。これで初対面じゃないだろ？
だから、その喋り方やめろ」

『！、、にゅふふ、登馬くんに浩太くんかぁ、、私の名前は神崎A！よろしくねぇ。
助けてくれたお礼として、私のお家に来て！キズの手当してあげる！』ﾆｺ

柊「///お、おう」狐「////」

ーーーーーー
自宅にて

『はい、消毒完了。あの時は本当に助けてくれてありがとう。
いま、お母さんとお父さん仕事で居ないけど、ゆっくりしてね
あっ、ケーキあるんだけど食べるぅ？』

狐「ありがとう、、オレケーキ好きなんだ、食べたい！！」

柊「オレは甘いの苦手だから、、

『じゃぁ、マカロン食べる？このマカロンねぇ、あんまり甘くないから皆食べれないの』
　
　、、じゃあ、もらう」

その後、外が暗くなるまでいっぱいおしゃべりをした。

ケンカの話とか、好きなこと、嫌いなこととかいっぱい知れて、仲良くなった。

中学校になって、偶にだったけど、スイーツ好き仲間の浩太くんと、甘い物好きじゃないのに、いつも付いてきてくれた登馬くんとのスイーツ巡り楽しかったなぁ、、

でもそんな日々は続かなかった、登馬くんが卒業してから、浩太くんは一度も私達の前に姿を現さなっかた。

なんでそんな事になったのかはでもわかってる。

私が浩太くんにあんなこと言ったから。

私が、、フウリンのテッペンは梅ちゃんだって言ったから、、

今思いだすなんてなぁ、、懐かしいキオク

あんなに、仲が良かった2人が今では敵同士で闘い合ってる。

二人の間でどんなことが起きたのかなんて私には分からない。

本当は見たくはない、でも、今でもちゃんと見ないと、ちゃんと向き合わないと、、