遥の幼馴染はボウフウリンのお姫様２ (ページ13)

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またねページ13

梅「じゃあな！今度はこっちに遊びに来いよ！ここの飯も美味かったけど、うちにも美味いものいっぱいあるんだぞ！例えばAの料理とか、ことはの料理とか！」

兎「ことはって人は分かんないけど、Aの手料理美味しそうだなぁ」

『口に合うかわからないけどぉ、そっち行く時、お弁当作って持ってきてあげるね』

兎「本当！？」

兎耳山は嬉しそうにぴょんぴょんと飛び跳ねた。

『(可愛い〜)』

梅「あっ！サボテンのアンパン買ったの忘れてた、冷めてるけど食うか？うまいぜ！」

そう言ってポケットから、潰れたアンパンが、

『ぺっちゃんこ、、』

兎「ありがとう」

梅「ん！今度は焼き立てをな！じゃあ！またな！」

『またね！皆によろしく！』

お別れとして二人に手を振っていると、隣りにいたハルは一瞬だけ後ろを向いて、手だけ振っていた。

『ハル、まっか』

桜「うるせぇ！！」

私達は獅子頭連を去り、帰ってきたまこち町

『なんか、ちょっと、懐かしい感じがするなぁ、、んぅ？』

前から人が走ってくるなぁと思ったら、

笹「お帰りなさい！」

その人の正体は笹城くんだった。

梅「何だよ！笹城！！ずっと待ってたのか！？」

笹「、、あ、、あの、」

梅「、、任せとけって言ったろ？全部終わったよ」

そう言って笹城の頭を撫でる

笹「本当に、本当に、ありがとうございました」

ﾘｰﾝﾘｰﾝ

梅「たっだいまー！」

こと「おかえり、、ってあれ？もう済んでる、、」

梅「ことはー帰ったぞーい！」

手を広げて笑顔で言う梅宮だったが、ことはは、無視してAに抱きついた。

こと「A〜！お帰り！！、あぁ！なんだか久しぶりに思えちゃうわ、大丈夫？
怪我が無さそうで良かった！お疲れ様！」

『えっと、ただいま』ﾆｺ

本当は頭怪我してるなんて、口が裂けても言えない

こ「ん〜！！可愛い！！天使！あら、あんた達傷だらけじゃない。毎回派手にやるわね、大丈夫？」

桜「ついでかよ、、問題ねぇよこんぐらい」

こ「桜も、、ボロボロね、、おかえり」

桜「、、、、、、」

『ハル？』秋「桜さんどうしたんすか？帰り道からずっとだんまりでしたし、、」

ハルは喋らず、動かずその場にピタッといる、動いたと思ったら、ドアノブに手を置くと、

桜「、、、、、、帰る」

そんな感じはしていたが、まさか本当に、、

『ちょっハル！？どうしたの？』

梅「待て！待て！ちょっと、話そうぜ！」