遥の幼馴染はボウフウリンのお姫様

約束 ページ11

『あきちゃん、、大丈夫？お腹痛いの？ゲンキないよ？』

秋彦は名簿を見てからなにかに絶望したかのような表情をしていた。



桜「まさか、ここまできて帰りたいとか、、秋「桜さん、一つ約束していただけませんか？」約束？」


秋「Aちゃんはシッカリしてるし多分大丈夫だと思うんすけど、クラスの皆さんとはフレンドリーに接して下さい、、スマイルですよスマイル」


桜「は？バカにしてんのか？あぁ？」



秋「ほほほ本気です！！いいですか？ボウフウリンの人達は街を集まった''街の人''たちなんす！なので街の外である桜さんの事を余りよく思わない人が居ても不思議じゃないんす！
だから、ボウフウリンの敵では無いことを理解してもらうことが大切だと思うんす！
なので、くれぐれも、、ナニしてるんスカ？」


教室の扉の前で桜はストレッチをしていた。

『準備運動らしいよ、、』 秋「なんで！？」


桜「どれ程のヤツが居るかわかんねーし、気を引き締めねーとな 秋「今のお話聞いてましたぁ！？ちょっとでも、敵なんだと勘違いされたら、クラス、、いや、、学校全体を敵にまわすことになるかもしれないんすよ！」


桜「別に敵に回したって構わねぇだろ、オレはここにケンカでてっぺん獲りに来たんだぜ？」

『にゅふふ、ハルらしいねぇ〜』


秋「さく【ガラッ】(うわー！めっちゃ見られてるー！痛い痛い痛い！！視線が痛い！！)


『あきちゃん、だいじょうぶ？』


桜「ふーん、、まぁまぁ、、かな、、」


桜は清々しい表情をしていた。



『(人が多いい、、でもほとんど知ってる人で良かった、、)』


Aは桜の後ろで教室を少し見回して、顔見知りが多く良かったと手に持っていたチョココロネを最後の一口を食べた。

『(あっ手にチョコが、、)』

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