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(45)尊死寸前 ページ49

『何駅、ですかね』



「原宿駅です」



『…ここじゃん』ボソッ



「…?


すみません、もう一回言ってもらっていいですか?」



『あぁ、いえ。ここの駅がそうですよ』



「…おぉ、ここか」









えなんなんだこいつら。



と1人混乱していると、青年の片方が私の腕を掴んだ。









「ありがとうございます!



お礼、させてくださいよ、なにか奢らせてください!」








…なるほど、新手のナンパと。



雑過ぎるだろ。



と、首を振ろうとすれば、腰に手を回された。









「…お待たせ、A」



『…悟』



「…お兄さん、お姉さんお借りしてもいいですか?」



「……お借りして良いわけねぇだろ。



なに、新手の嫌がらせ?呪詛師?」



『そんなわけないでしょ悟』









お待たせ、と笑顔で私の顔を覗き込んで、



引っ張って行こうとしてくれる悟。



が、身長190cmの悟に怖気づくことなく果敢に攻める馬鹿野郎。



瞬間、悟の逆鱗に触れたか、悟が殺気立つのが分かった。



流石にこれ以上やったら死ぬ、と分かったのか、



そりゃーすみませんねーと、意地を張って逃げていった。



ごめん、ありがと、と言いつつ悟の顔を覗き込めば、



悟が私の視線から逃れるように、ふいっと顔を背けた。



若干拗ねたような表情をした悟が、そのまま動かなくなった。

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雅城(プロフ) - grayさん» すみません、亀更新で…笑 もっといいものが書きたい!となると、本当にこの作品を出していいのか、とか検討しているうちに1週間…笑 きちんと更新するのでお待ち下さい…!!笑 grayさんに泣かれちゃったら、雅城が泣きます笑 (2月17日 9時) (レス) @page1 id: 1bd3bd8c14 (このIDを非表示/違反報告)
gray - 雅城さん» はい、読ませて頂きます!もう更新されるの楽しみ過ぎててヤバいです!...途中で作品放棄したら、泣いちゃうぞ(笑) (2月12日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
雅城(プロフ) - grayさん» 天才だなんてとんでもない、駄作者です…!!笑笑 大好きと言っていただけてとっても嬉しいです…!! これからも雅城を、また作品のご愛読、お願いします…!! (2月10日 15時) (レス) @page32 id: 1bd3bd8c14 (このIDを非表示/違反報告)
雅城(プロフ) - 詩伊奈さん» うわぁぁ!ありがとうございます😭 そうなんですよ、殿堂入りするのって、101票目でなんですよね!笑 そこの票に届くまで、また、その後に票を入れてくださる方に感謝する大事な節目の票です…!! ありがとうございます、期待に応えられるように頑張ります!! (2月10日 15時) (レス) id: 1bd3bd8c14 (このIDを非表示/違反報告)
雅城(プロフ) - 浮輪肉さん» これからも楽しんでいただけるように頑張ります…!! 好き、と言っていただけるのが、1番書いててもらうと嬉しい言葉です…!! これからもどうか、雅城と作品をよろしくお願いします…!!笑笑(^^ω) (2月10日 15時) (レス) id: 1bd3bd8c14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御手洗ネコ | 作成日時:2024年2月5日 19時

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