【65】出木杉京治 ページ17
『大丈夫、怒らないよ。
不安にさせちゃったんだもんね、ごめん。
もっとちゃんと光太郎に好きって伝えるから。
…私は手首、切って光太郎が痛い思いするほうが嫌。
もっとかまってほしい、もっと特別扱いしてほしい、って言ってよ。
光太郎が音を上げるくらいまでそうするから』
「…ごめん、手首、切ったらA心配してくれるかと思った。
もうしない、」
『分かった分かった。
…やだなぁ、泣かないでよ、私が泣かせたみたいじゃん』
さっきにも増して、泣き始めてしまった光太郎に抱き締められる。
…ごめんね京治笑笑
許してくれ。
多分顧問に鍵返しに行ったかな…。
いつの間にかそっといなくなってた。
出来すぎる、うちのいとこ。
さっき整ってる、と言った顔から、涙が溢れて、私の肩に落ちる。
思わず顔を上げて、光太郎の顔を両手で挟んだ。
「…痛かった、手首切ったの、
血見たら落ち着く人もいるって書いてあったけど、
落ち着かなかった。
俺、怖くなって、…でも、どうしたらAが見てくれるか分からなくて、」
『…痛かったね、ごめんね』
「…全然落ち着かなかった、」
光太郎の溢れる涙を、頬に添えた私の両手で拭った。
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雅城(プロフ) - (^^)さん» 本当ですか…！笑笑 メンヘラ難し過ぎて死んでたので、そう言っていただけると本当に嬉しいです…！！ …と、言うわけでまだメンヘラから治るには早いぜ木兎光太郎。笑笑 これからもご愛読お願いします…！！コメントありがとうございます！ (4月5日 7時) (
レス) id: 14d683d60f (このIDを非表示/違反報告)
(^^)(プロフ) - ねえ最高です、、、たくさん読みたい、、更新頑張ってください！！！いっぱいメンヘラにさせてください(^^)笑笑 (3月29日 3時) (レス) @page7 id: a3a2c4d69d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉子 | 作成日時：2024年3月16日 17時
