フレ申したら、相手が最強だった件【呪術廻戦】

《35》タイプの好きなキャラ ページ36

『あぁー面倒臭』



「貴方いつもそれ言ってるじゃないですか」



『だって、キャラクターが超タイプだったから、



プレイしてるだけだもん』



「Aさんは、どのキャラクターが一番好きなの？」







通知に面食らったAちゃんが、



アンチのリプだけ高速で削除しながら七海に受け答える。



机の反対から悠仁の言葉で身を乗り出した3人に、



急にモジモジし始めると、見たいぃー？、と言った。







「見たいです！！」



「おい、乗り出しすぎて机押してる。



座れ釘崎」



「そういう伏黒が1番興味あんだろ？」



「そうよそうよ」









いつもの調子を始める3人に、楽しそうに笑ったAちゃんが、



携帯を伏せて、僕と七海をかわるがわるに見た。









『…悟さんと建人は、見ちゃ駄目』



「ええー、なんでなんで」



「いいでしょう五条さん。



A、五条さんの目を潰しつつ目を閉じておくので、



早くしてください」



「待って殺意が」









七海に、目元に腕を回されて完全に見えなくなる。



残念ながらサーモグラフィーだと、



スマホ内のキャラはよく見えない。



口を尖らせて黙っていると、3人のリアクションが聞こえてきた。








「「「…っあぁー…」」」



『ねっ、見られたくない理由、わかってくれるでしょ？』



「分かりました、死んでも馬鹿目隠しには見せません」



『建人にもナイショだよ』



「うん、分かった。



でも確かにこのキャラカッコいいよな、



なんつーんだっけ、null型？」



「ばっ、お前、それ言ったらバレんだろ」



『大丈夫大丈夫、超レアキャラだから、



流石に悟さんでも持ってないよ』



「…ほんとかなぁ」








超気になるじゃん。

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