【2】混血エルフと一般人 ページ2
《NOside》
「…君は少し、不思議な気配だね。
人間と、エルフの混血かな」
『…やはりバレちゃいますよね。
そういうヒンメルさんも、
一般人のフリして勇者様では？』
「お互い察しが良すぎるのも考えものだな」
何故か、胸を張って歩いていいはずなのに、
一般人に溶け込む勇者と、
本来強いのだから、もっと自由に生きていいはずなのに、
村奥でヒッソリと暮らす少女。
性別も年齢も違うのに、
どこか似ている二人の出会いは、ここだった。
「Aは何歳なの？」
『15です。
今は見た目相応だけど、
これから見た目の成長が徐々に遅くなってくはずです』
「そこはエルフとあまり変わらないんだね」
『はい、エルフとの決定的な違いは寿命ですね。
人間と混血してしまっている以上は、
長く生きられたとしても、せいぜい250歳が妥当です』
「本当に寿命だけなんだね。
魔力量は変わらなさそうだ」
『…そうか、フリーレン様がいらっしゃいますものね』
「あぁ」
フリーレンが魔力を全て開放したレベルの量と、
同じ量を常に放出する少女と出会い、
フリーレンが隠していたことを教える。
少女が魔力を隠すようになったのは、この時からだ。
フリーレンと出会うまで、あと67年。
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ヒバリ - 初コメ失礼します！いきなりですが、このお話とっっても面白いです‼︎主人公ちゃんがこれからフリーレンたちにどう出会ってどう戦うのかとても楽しみです。応援しています！これからも頑張ってください！！！長文失礼しました！ (4月29日 17時) (
レス) @page13 id: f1ebc04cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御手洗ネコ | 作成日時：2024年2月26日 7時
