Fantasy Box!! 6 (ページ40)

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Deep location of the storage14-3 ページ40

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これまでの時間を思い出すようにテギョンが
ゆっくりと話す。

taec「あの出会いからこれまで、
いろいろあり過ぎたよな。
でもさ、どーにも、こーにも。
なんだかんだ考えたって、お前しかなくて。」

「……。」

taec「それくらい、
お前がここから離れないって事。」

そう言いながらテギョンは左胸を指差した。

そして向こうを向いてブツブツ言ってる。
耳が少し赤い所を見ると、きっと、
すごく照れてるんだと思う。

たしかに、ほんとに色々あったな…。

付き合い始めた時、
"2PMのオクテギョン"という彼を取り巻く環境に引き目を感じてた私も、
いつしか、自然と肩を並べれて普通のオクテギョンという彼に寄り添う事が出来た。

そうさせてくれたのはテギョンの優しさだと思う。

それにこれまでも多々有った危機にも、
時間がかかった時も有ったけど乗り越えて来たし、
ちゃんとテギョンが寄り添ってくれた。

今思えば、何に悩んでたのか。
つまずいてたのか、おかしいよね、私。

そっと私は耳をその胸に当てる。
トクトクと彼の心臓の音がまた聞こえてやっぱり、心地良い。

「うん…そうだね。運命…だね。」

taec「分かった？
だから、これからもオレの側にいればいい。
それだけ。」

「そっか…そうだね。
何もくよくよ考えずに側にいればいいんだ、私。」

taec「そっかじゃねぇし。」