Fantasy Box!! 6 (ページ39)

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Deep location of the storage14-2 ページ39

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taec「だったら、パボだよ、お前は。
答え…教えてやる。」

「答え？」

テギョンはそう言って頷いた。

taec「あの飛行機で…。」

「初めて会ったあの飛行機？」

taec「あぁ。そう。あの飛行機。」

「懐かしいね…。」

taec「初めてお前に会ったの、
運命だと思う。」

「運命…？」

taec「だって、人類は何十億とすごい数だろ？
そんな中、あの日のあの時間、同じ飛行機で、ましてや隣りって…。
そう、いないぜ？」

「うん…。」

taec「しかもお前はトラブルがなけりゃ、
あの座席に来なかった。」
(本編I'mFantasyGirl参照)

「うん…。」

テギョンから、"運命"なんて、
そんな言葉が聞けるなんて正直、
思いもよらなかった。

いつだって、テギョンは私より現実を見てるし、前を見据えてた。

でも、改めて教えられて、
あの日の事を思い出したら、すごい偶然だって、なんだか思い出したら震える。

「あの時、私…凄くドキドキしたの覚えてる…。」

私は勝手につぶやいてた。

taec「だから…運命…。」

どちらかというと
ロマンティックなジャンルの言葉。

でも、今、テギョンが言うと、現実的だ。

「あっ…。」

びっくりした。

ベッドにごろりとテギョンが寝転んで、
今度は私が上になった。

彼は右手を頭の下に枕にして、
にっこりと笑った。

左手は私の頬を撫でる。

それから少し彼の瞳が彷徨って、言った。