Fantasy Box!! 6 (ページ15)

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Deep location of the storage① ページ15

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ある日届いた招待状

そこは行ってはいけない場所だった

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prologue

私はA。

テギョンと気持ちを確かめ合って、
早くも3年半が経った。

出逢ったのは韓国旅行に行く飛行機の中。
なんと隣の席がテギョンだった。

ハレスの私と2PMのテギョン。

旅行してる間に色々有って、
戸惑いながら帰国して何日か経った頃、
正式に一緒に居よう？って、
彼から申し込まれた時は、
嬉しくて泣いた。

でも正直、半分以上は不安だった私。

最初の半年から1年は想像していた通り、
私達2人だけの問題だけでなく、
周りのいろんな状況によって誤解が生まれたり、
理不尽な事に巻き込まれたりして、
すれ違いが続いた。

その度、沢山、話し合った。

なかなかまとめて話し合う時間も無くて、
長い時は何日かに渡ったりも。

正直、私がくじけそうになる事が多い。

でもテギョンは私を諦めないでいてくれる。
私は幸せものだとつくづく思う。

韓国と日本を、お互い行ったり来たりするけど、
ぜんぜん苦じゃない。

今日は日本の私のマンションにテギョンが
来ている。

そんなある日、不思議な手紙が届いた。

"Invitation"

白いA5サイズの封筒には
金色の印字でそうプリントされていた。

「招待状？」

taec「なんだ？それ？なんの招待？」

「さぁ…なんだろうね？…」

見当も付かなかった。
裏を見ても差し出し人の名前は無い。

中を開けると２つ折りのカードの表紙に、

"Hottest's Party"

と書いてある。

「ハレスのパーティー？」

taec「へぇ、オフ会みたいなヤツ？」

テギョンが首を傾げて言った。

「こっちのハレ友からは連絡無いよ？」

taec「クンなら何か知ってるかも。聞いてみるか。
で、中身は？」

韓国からの国際郵便。

開けた時、フワッと何かの香水の香りがしたけど
なんの香りなんだろう…。