夕暮れ沿い 3

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コンコン







「失礼しま〜す」









と入ってきたのはAちゃん。









…今はまずいわ。








俺と楢ちゃんを見て、少し間を置いて









「…ラブラブですね笑」








と言うAちゃんを見るなり
楢ちゃんが次はAちゃんの方に行く。









楢崎「Aちゃ〜ん！！」







「え？何ですか？笑」









楢崎「おめでとう！！」







とバカ力でAちゃんにハグをする楢ちゃん。







めっちゃ苦しそうやん。笑









松浦「力！笑」








小笹「楢ちゃん離れてあげて笑
Aちゃん潰れそう。」








楢崎「あ！ごめん笑 俺もうめっちゃ嬉しくて！笑」









「え？本当なんですか？笑」








楢崎「2人、春が来たんやろ？」









その言葉に"はい。"とニコッと笑う彼女。




それに対してみんな"おめでとう"と声をかける。









「…ふふ…」






…ん？何か笑い出した。









藤原「何笑っとん？笑」








「いや…今日松永にも"春が来たんですか？"
って言われて。
ずっと楢ちゃん担当だから似てきたなって思って。」









小笹「それ聞いたら松永くん絶対嫌がるよ笑」







藤原「うん。想像できるわ。」








それを聞いて楢ちゃんが"何でよ"と笑っている。








コンコン






松永「失礼します…なんすか…」








入ってきた松永くんをジーッとみんなで見つめる。









楢崎「今日Aちゃんに"春が来た"って
言うたんやろ？笑」







松永「言いましたけど…」









楢崎「俺も今さっき言うたんよ笑」









「似てきたね笑」









松永「…何か嫌っすね笑 それ。笑」









楢崎「なんでよ！！笑
もういっその事、俺と春来させない？」









松永「マジで勘弁してください。笑」









そんなこんなで
俺たちには賑やかな春来たようです。








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走れ 走れ 花びらを追い抜いて
新しいスニーカーが希望の歌を歌っている
走れ 走れ 冬の怠惰を振り切って
高ぶった心を風に乗せて駆けよう
位置についてライトが灯ったなら
僕らの春が春が春が始まる
春が春が春が始まる
朝 始まりの朝

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