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雄大「奈緒ちゃんが家呼んでくれるなんて
初めてじゃない？」
「そうだね。
あ、ここ彼の部屋だから入んないでね。」
雄大「は〜い」
止まらなくなった涙が虚しさへと変わり
私を満たしてくれる彼を家に呼んだ。
事が終わって私はシャワーを浴びに行く。
奈緒「…何やってんだ…私」
今まで雄大を家にあげた事は一切なかった。
雄大を聡と私の世界へ入れたくなかったのと
入れてしまうと
もう取り返しがつかなくなるような気がして。
だけど今日は…
聡の匂いが染み付いてて
聡の痕跡があるあのベッドで一人で寝たくなかった。
奈緒「つくづく嫌な女。」
雄大「ねー！奈緒の彼氏すごいんだね〜！
バンドマン？作曲家？」
シャワーから上がると向こうの部屋から
雄大が話してる。
…なんでわかったんだろ…
そう思いながら声の方に向かうと
聡の作曲ルームに勝手に入っている雄大。
奈緒「ちょっと！入んないでって言ったでしょ？」
雄大「ごめんごめん〜ちょっと気になって！」
とヘラヘラしている雄大。
奈緒「…触った？」
この部屋には聡が大切に使っている
楽器や機材などがたくさんある。
ずっと一緒にいる私でも
使い方の分からないものばかり。
雄大「ちょっとね！でもちゃんと戻しといたよ！」
はぁ…なんで触るかなぁ…
奈緒「もう…とりあえず部屋出て。」
そう言い雄大を部屋から引っ張り出した。
雄大「奈緒？部屋入ったのはごめんね。
でも彼氏の事大切に思ってるんでしょ？」
奈緒「なに。急に。」
雄大「さっきの奈緒の怒り方みたら分かるよ。
大切な人の大切なものを守ろうとしてた。」
奈緒「…」
私が黙っていると、雄大が後ろから抱きしめてくる。
雄大「彼氏がもう大切にしてくれないなら
俺が奈緒の事、大切にしたい。本当に。」
雄大の声は
いつもの可愛くおちゃらけてる声じゃなくて
大人の、男の声だった。
そして雄大のその言葉に私は
何も返事が出来なかった。
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yuka.(プロフ) - あ、ローワンだった (2021年6月2日 20時) (
レス) id: 9e01640ac9 (このIDを非表示/違反報告)
yuka.(プロフ) - ロワン見返して泣いてる…笑笑（奈緒ちゃん、、） (2021年6月2日 20時) (レス) id: 9e01640ac9 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - MEGさん» そういって頂けて本当に嬉しいです！いつもMEGさんのコメントでやる気もらってます(o^^o) (2021年4月11日 23時) (レス) id: bd4332a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
MEG(プロフ) - 最高の一言につきます！！3に移行してももちろん読みにいきますよ！番外編も楽しみにしてます(o^^o) (2021年4月11日 23時) (レス) id: c35144e43a (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - (名前)ミミーさん» 次は雄大イケメン化（笑）あとこんな語彙力乏しい作品にこんか読みにきてくれてて本当自分でもビックリ… (2021年4月11日 20時) (レス) id: bd4332a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momo | 作成日時：2021年3月21日 8時
