. ページ21
.
「ん〜…分かんない。
完全に忘れて悲しくないかって言われたら
そうじゃない。
ただ、松永といると楽しい。
大切にされてるなぁって思う。
早く答えだせたらいいんだけど…」
そうブランコを止めて話す。
松永「まだ迷ってていいよ?」
「でもいつまでもウジウジ悩んでられないよ。笑」
松永「俺は、今Aさんが
やっと0点になったんじゃないかなって思う。
今までマイナスだったのが、
どっちか分からなくなってる。プラスでもない。
だから、そのまま何も考えずに
笑ったり泣いたりして
それで知った答えの方に迷わずいけばいいと思う。」
すごいな。
この子、私より年下なのにこんな思考を持って
包容力も器のデカさも年齢に勝るものがある。
「うん。ありがとう。」
素直に受け取っとこう。
「…帰ろっか!」
松永「もう満足?」
そう言う松永にうんと笑顔で答えると
また歩幅を合わせながら歩いてくれる。
「じゃあ、ここで。」
丁度私と松永の家の分かれ道が来た。
いつもなら"おやすみなさい"と見送ってくれる
松永が今日は何か考えてる。
松永「今日うちに泊まるか、
うちで朝まで一緒にいるかだったら
どっちがいい?」
またそれ。笑
選択肢ないやつ。笑
「…じゃあ泊まろうかな。笑」
そう言うとふっとお互い笑い合い
松永の家へと向かった。
.
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuka.(プロフ) - あ、ローワンだった (2021年6月2日 20時) (レス) id: 9e01640ac9 (このIDを非表示/違反報告)
yuka.(プロフ) - ロワン見返して泣いてる…笑笑(奈緒ちゃん、、) (2021年6月2日 20時) (レス) id: 9e01640ac9 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - MEGさん» そういって頂けて本当に嬉しいです!いつもMEGさんのコメントでやる気もらってます(o^^o) (2021年4月11日 23時) (レス) id: bd4332a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
MEG(プロフ) - 最高の一言につきます!!3に移行してももちろん読みにいきますよ!番外編も楽しみにしてます(o^^o) (2021年4月11日 23時) (レス) id: c35144e43a (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - (名前)ミミーさん» 次は雄大イケメン化(笑)あとこんな語彙力乏しい作品にこんか読みにきてくれてて本当自分でもビックリ… (2021年4月11日 20時) (レス) id: bd4332a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:momo | 作成日時:2021年3月21日 8時