【テニプリ】無気力少女 (ページ7)

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時が経つのは早いもので… ページ7

お昼の出来ごとから時間が経つのは早いもので、あっという間に放課後だ
正直メンドイ←

あれから周りの女子から聞いたところ男子テニス部、特にレギュラー陣はかなり人気らしい
あれ？あたしの立ち位置かなりヤバイ？

コンビニスイーツはかなり名残惜しいが、終わりを告げるチャイムが鳴り響いた瞬間、終わりの挨拶もそこそこにダッシュで帰ろうとした…が!!

ガシッ

におーに捕まり、まるで猫のようにプラーンと持ち上げられた

仁王「どこに行くんじゃい？まっこと油断も隙もありゃせんな…」
あ「あたしゃ猫じゃないんだが…」
仁王「お前さんがちっこいからコンパクトで運ぶのがらくじゃ」
あ「いや、どんな腕力してんだよ…」
仁王「ブンちゃんは持ち上げれんぜよ、肥えすぎじゃ」
あ「…あー」
丸井「なんだよぃ!!その目!!傷つくだろぃ!!」

なんだかんだで部室前についてしまった。
因みに、あたしはまだ掴まれたままだ

ガチャッ

柳生「ッ!着替え中に女性を中に入れるんじゃありません///」
仁王「何を恥ずかしがっとるんじゃ?(ﾆﾔﾆﾔ」

どうやら着替え中だったらしい

あ「え、何？女子みたいな反応した方がいいの？きゃー。」

素晴らしき棒読みだ

切原「A先輩凄い顔になってる…」
丸井「おっ！赤也今日は早いな!!」
切原「A先輩が今日来るから早く来たッス!!」
仁王「最初はミーハーだの言っておったくせに随分気に入ったようじゃな」
切原「普通の女子と雰囲気違うし、何より無表情で相手をめった切りする先輩がちょっとカッコよく思えたんっすよ!!」

そんなことを言いながらAの前で平然とパンツ姿のまま語らうプリガムレット

柳生「まったく…あなたたちは少し恥じらいというものを…Aさんも困って…」

そう言って柳生は言葉に詰まった。なぜなら…

あ「におーにおー、部活終わったらコンビニスイーツ。ばっくれたらぶちころがす」
仁王「覚えとったか…」

Aが半裸のままの仁王の背中に負ぶさっていたからだ
しかも、仁王はそれを振り払いもせずに普通に会話をしていた

柳生「ハァ…」
柳「何を言っても無駄だ、あきらめろ柳生」