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出会い ページ5
それから今目の前に座っている"翔くん"にも自己紹介をして
あとは何故か部屋に入った時から俺をガン見している"彼"
「…あの、俺の顔何かついてます？」
「へ？」
「え、いや、へ？って…」
…無意識か
「ふふ、ごめんね」
「いえ、別に…」
キラキラと光る少し水分を含んだ目
スッと通った鼻筋
ポテッとした赤い唇
「可愛いな…」
「ん？…おいら？」
あれ、もしかして声に出てた？
「あ、いえ…すみません」
「…まつじゅんだっけ？」
「え、はい」
発音がひらがなだ
「おいら、大野智です」
「…大野さん」
「うん、よろしくね」
結局、何で俺がここに連れてこられたのか聞くタイミングを失ったまま飲み会が始まってしまった
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作者名：智花 | 作成日時：2014年9月10日 23時
