とある妹の恋愛事情

第二十話　こんなにも辛いなんて… ページ21

美琴SIDE
　
　
　
　
　
　

　
Aとの話が終わった後、皆でバレーをした。
　
　
　

けど、ぼーっとしてたみたいでボールが頭に直撃。
　
　

　
美琴「痛すぎる」
　
　
　
一人で頭を冷やしてた。
　
　

　
でも、痛さなんて感じないくらいに
　
　
辛い。
　
　


　
妹に大っ嫌いって言われてさ―――――――――
　

平気な人なんていないじゃない。
　
　
そんなこと思ってるなんて全然知らなかった。
　

　
　
　
美琴「ははっ、姉失格じゃない…
　
　
　
これじゃ…」

　
　

こんなにも辛いなんて知らなかったわ
　

　
　
　
美琴「A――――――――――――」
　
　

　
　
私の事、嫌いでいいからさ…
　
　
　



お願い…そばにいささせて―――――――――――
　
　

　
　
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ASIDE

　
　

　
お姉ちゃんが倒れて正直心配した。
　
　
　
　
けど、今は何も言えない……。

　
　
　
初春「あっ!!Aちゃんっ
　
　

ボール行きましたよっ」
　
　

　
A「あ、はいっ！」
　
　
　
”バコンっ”

　
　
　
佐天「すっごいアタック…」
　
　
　

　
運悪く私の打ったボールは当麻君の元へ。
　

　
　
当麻「え？マジで？」
　
　

　
　
”バコンっ”
　

　
　
A「当麻君っ!!?」


　
　

急いで当麻君の元に駆け寄る。
　
　
　

　
当麻「…」
　

　
死んでるっ!？ ←


　

A「あっちで冷やしましょっ」
　

　
　
黒子「だ、大丈夫ですの？」
　

　
　
A「大丈夫ですっ」
　

　
当麻君の腕を肩にのせて
　

　
　
日陰にいった。
　

　
お姉ちゃんがいる場所に。
　

　
・

・


・


黒子SIDE
　



　

　
　
初春「白井さん…私、
　

Aちゃんにまた距離を置かれてるような気がします…」
　
　

　
初春もですの？

　
　
佐天「あ、それ私もです。
　

なんか敬語とか戻っちゃってるし…」
　
　

　
距離が縮まったと思ってましたのに…。
　

　
黒子「そういえば、先ほど
　

お姉さまとお話していましたわよね？」
　
　

　
お姉さまが原因とは分かりませんが…
　

　
　
初春「あ、そういえば2人で話してたみたいですね」
　
　

　
黒子「また、聞いてみますわ」
　

　
　
お姉さまに・・・。

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