（仮）【mn】 (ページ3)

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『問ちゃんあれは告白というやつですかい？』

mn「思いがけないことが起きて口調が変だよ。」

しょうがなくない？だって

mn「桜乃が言ちゃんが好きだとは思ってなかった？」

え…今

『エスパー？』

mn「声に出てたよ。

　 …大丈夫なの？」

『え…なにが？』

mn「泣きそうだし…好きなんでしょ言ちゃんのこと」

『え！？なんで知って！』

mn「僕には分かるよ。Aのことならね。
　ずっと見てたもん。」

『え！？そんな変な顔してる？言ちゃん見てる時！』

mn「…は〜ぁ。」

そうやって呆れ顔でため息をついた問ちゃんはゆっくり私のそばに来て頬をつかんできた。

mn「ほんとだよ。第一志望が同じになったって決まってからよく一緒に勉強してたけど、ずっと言ちゃんばっか見て変な顔してた！」

と、ぷりぷり怒って先に行ってしまう。

『え。嘘でしょ〜。すぐ言ってよー！！』

と笑いながら問ちゃんの隣を歩いて家へ向かっていく。

問ちゃん。励ましてくれてたのかな。

ありがとう。

mn「あんだけ言ってもわかんないのかよ。
　 …好きだから見てたって」