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第三百四十二話 ページ45

「ダメだ危険すぎる」

「名無しを止めるのは器にされて猫姉さんを消滅させてしまった私の役目でもあるの!
大丈夫。私には先輩と鬼太郎がいるから…貴方達を信じているから」


まっすぐとした青い眼が俺たち二人を見つめた。

迷いが晴れたような優しい表情を見て、きっともう大丈夫だと判断した。


『まずはあれをなんとかしなくちゃね』


もう一度前を向き、うねうねと動く紫の液体に目を向ける。

俺の力じゃ多分祓いきれないだろう。


「先輩、私の力を鬼太郎にあげられませんか?」

『力って…その五芒星のことかい?
…まぁ確かに出来なくはないけど』

「ならそうしてください。
きっと鬼太郎ならなんとかしてくれるでしょ?」

「やれやれ…」

『了解。任せて』


前に使った力を移す札。

それをまなちゃんに貼り付け、力を与える対象を鬼太郎くんに。

強く念じれば五芒星が現れ、散り散りに崩れて札に吸い込まれていく。

そして金色の炎が鬼太郎くんへと燃え移る。


「指鉄砲!」


指先から放たれた黄金の光が、闇を打ち払った。

その威力のせいか水が割れ、道ができる。


「行くぞ!」


鬼太郎くんの背を追うように、まなちゃんと走った。

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とりまろ。(プロフ) - あんこもちさん» 鳥肌になってくれて嬉しいですわッッ!(((新章も始まりまして更新バリバリ頑張りますよ!コメントありがとうございます! (2019年4月30日 13時) (レス) id: ba9bcb022c (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち - わぁぁ!凄い!全部の題名と繋がった!何か意味があるんだろうなぁ〜と思ってたけどほんとに合った!あそこ読むとき鳥肌やばかったです!鬼太郎と夢主ちゃんの恋の進展も気になる、、、。更新頑張ってください!長文失礼しました。 (2019年4月30日 8時) (レス) id: 209354e5c5 (このIDを非表示/違反報告)
とりまろ。(プロフ) - 待っていてくれてありがとうございます!不定期更新ですが完結まで頑張ろうと思います! (2019年4月20日 20時) (レス) id: ba9bcb022c (このIDを非表示/違反報告)
みっこ - 待ってました!忙しくて更新できない時が多いかもしれませんが少しずつ更新頑張ってください!これからも応援しますっ!(・ω・)ノシ (2019年4月20日 20時) (レス) id: f38aff3a8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とりまろ。 | 作成日時:2019年3月24日 15時

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