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第九十三話 ページ44

「貴様らもっとわしを畏れ 敬え!」



遠くの方へ鬼太郎くんが一反もめんに乗ってくるのが見える

どうしようか あれが発動するにはまだ時間がある

それなら…仕方ないか


『おい ねずみ男』

「は!武器も持ってねぇお前はただの人間同然だぜ!
今なら俺でも勝てる…」

『顔面を腐ったイチゴみたいに
ぐちゃぐちゃに殴り潰してやろうか?』

「ひぃっ!悪かったよ!」

『霊刀と札を返せ
後 正装も返してもらおう』

「あんなもの捨てたに決まってんだろ!」

『はぁ!?お前ふざけんなよ!
価値もわからねぇくせに捨てるんじゃねぇよ!

あれはな!名のある刀鍛冶が打った霊刀と
とある仙人が龍の鱗で編んだ正装 つまり 最高の一品なんだよ!

それを捨てるとはいい度胸だなてめぇ!!
歯ぁ食いしばれ!!』


渾身の一撃が

ねずみ男の頬にクリーンヒットする

ざまぁみろってんだ


『鬼太郎くん…!』


頼むから

"今"は負けないでくれよ









-side 鬼太郎-









「これじゃ近付けない…」


蘇芳の話で必死にAを探していて

その時 耳に入った話から

来てみれば 案の定 妖怪がいた


「一反もめん!」

「つかまっときんしゃ〜い
あ いくば〜い!」


一反もめんが雷を避け

なんとか 妖怪 かみなりに近付く


「生意気な!」


しかしかみなりが太鼓を叩き

大きな雷がこちらに向けて飛んでくる


「あいたー!」

「うわっ!」


その雷は一反もめんの尻尾にあたり

僕はその反動で落ちる


「あぁ…焦げっしゅもうた…」


僕は重力に従い下に落ちていく

目を瞑り 受け身の体制をとったが

突然 落ちる感覚がなくなる

と思えば 今度は上へと引き寄せられる


「う…うわああぁぁっ!」


引き寄せられた先で

思いっきり地面にぶつかった

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とりまろ。(プロフ) - のん@天使から墮天使さん» ありがとうございます! (2019年5月21日 13時) (レス) id: ba9bcb022c (このIDを非表示/違反報告)
のん@天使から墮天使(プロフ) - 八十二話の挿絵が、めっちゃ可愛い! (2019年5月19日 19時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - アルビノ猫さん» 更新遅くなってすいません 夢主さんが初めて女の子の服装を着ても すごい不満そうな顔してますね コメントありがとうございます (2018年5月1日 22時) (レス) id: 8d2cd9c08d (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - え、ちょ、夢主ちゃんかわいい、、、、、、、、更新待ってました大好きです(( (2018年5月1日 20時) (レス) id: 18e3bfd774 (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - アルビノ猫さん» 最高と言っていただけて嬉しいです 挿絵集…ですか うーん 考えておきますね^^; (2018年4月26日 21時) (レス) id: 8d2cd9c08d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もずく。 | 作成日時:2018年4月12日 16時

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