第七十七話 ページ28
猫娘が裕太くんに褒められて照れているのを横目に
少しの間 ぼーっとしていた
もうすぐでこの前鬼太郎くんが持ってた紅菊が枯れる
その代わりを見つけて部屋に飾ろうかな
「そらばってん なんで人間ん子が
ゲゲゲの森に入れたとかいね？」
「人間の子供は魂が安定しておらんからのう
人間と妖怪の中間のようなもんじゃ
Aちゃんは 祓い屋という職から妖怪に近い
だから今の歳でもゲゲゲの森に入れたとわしは考えとる」
『どのみち一度か二度は来たことがある森なんだよね
覚えてないけど』
昔来たと言われてもそんな実感がないんだよな
確かにこの森は落ち着くし 楽だけど
妖怪だらけで安心ていうのはなんだかなぁ
「少年よ 名前は？」
「裕太です」
「裕太くん 君は見えないものを
信じてるんじゃな？」
「うん おばあちゃんから聞いたんです
鬼太郎さんのことや 他の妖怪のこと」
「ほほう おばあさんから…」
「妖怪ポストに手紙を出そうっていったのも僕です
おばあちゃんから教えてもらったから」
「そうかそうか おばばのいうとおり
袖すり合うも他生の縁
鬼太郎 Aちゃん
森を案内してあげなさい」
「え〜？」
すごく嫌そうな目で目玉さんを見る鬼太郎くん
そしてなぜ俺も巻き添えにされたかね
まぁ いいんだけどさ
「…はい 父さん
案内してやるからついておいで
でも 森のものには勝手に触っちゃいけないよ」
「うん！」
俺も立ち上がると
猫娘も付いて来るみたいだ
さっき褒められてたからね…
「ん？裏切り者〜」
「ん？」
「い い いやなんでもございません」
「怖か〜」
猫娘は本当容赦ないよね
まぁ 相手がねずみ男だから いいんだけど
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とりまろ。(プロフ) - のん@天使から墮天使さん» ありがとうございます！ (2019年5月21日 13時) (
レス) id: ba9bcb022c (このIDを非表示/違反報告)
のん@天使から墮天使(プロフ) - 八十二話の挿絵が、めっちゃ可愛い！ (2019年5月19日 19時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - アルビノ猫さん» 更新遅くなってすいません 夢主さんが初めて女の子の服装を着ても すごい不満そうな顔してますね コメントありがとうございます (2018年5月1日 22時) (レス) id: 8d2cd9c08d (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - え、ちょ、夢主ちゃんかわいい、、、、、、、、更新待ってました大好きです(( (2018年5月1日 20時) (レス) id: 18e3bfd774 (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - アルビノ猫さん» 最高と言っていただけて嬉しいです 挿絵集…ですか うーん 考えておきますね^^; (2018年4月26日 21時) (レス) id: 8d2cd9c08d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もずく。 | 作成日時：2018年4月12日 16時
