【ゲゲゲの鬼太郎】血が垂れて、咲くのは青の月見草。

第六十三話 ページ14

-side 鬼太郎-







子泣きじじいと一緒に一反もめんに乗って

下の方から猫娘 砂かけババァ ぬりかべが走る


が 来ることは予想していたのは

かまいたちがこっちに飛んでくる


一反もめんはかまいたちの攻撃を避けるため

くるくると回ったり

かなり乱雑な動きをする


「吐く…吐く…」

「そりゃいかんばい！」


かまいたちはまだ攻撃してくるが

隙をついて髪の毛針を打って 少し隙を作る


「子泣きじじい！あの壁を壊してくれ！」

「任せい！降りられるなら何でもするぞい！」


壁が壊れ 下の方でぬりかべが大きくなり

壁に向けて倒れた

その上から猫娘と砂かけババァが城の中に入る

僕も早くAを探さなきゃ


「一反もめん あいつを頼む」

「コットン承知」


一反もめんから降りて

城の一番高い部屋の扉を蹴り開ける


「気をつけろ鬼太郎！」

「はい 父さん」


奥の扉を開けると

妖気を感じすぐ後ろに下がって

ちゃんちゃんこを腕に巻きつけてから

飛んできた攻撃をはじき返した


そして髪の毛針を打つがそこには誰もいない

すると 上から突然としてたんたん坊が落ちてきて

僕は踏み潰された



でもすぐその下から出ては

リモコン下駄をたんたん坊に向けて投げる

が また壁に潜られた


「バカめ！この妖怪城がある限り我らは無敵よ！」


後ろに回られ

攻撃を受けて壁を壊し外へと落ちる



「鬼太郎ー！！」



が ギリギリで一反もめんが回収してくれた

第六十四話→←第六十二話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す