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第六十話 ページ11






鬼太郎くんは家にいないみたいなので

正装に着替え 刀を取り出し 腰の紐に収める


もちろん 忘れず鈴覇のかんざしも持っていく

後 小道具を持って家を出る

ほかの妖怪には見つかることなく森を抜けれた


次はまなちゃんと合流しなきゃいけない






「せんぱーい!」

『ごめんごめん いっつも待たせてるよね
急いだんだけど…』

「いえ!私が早すぎるだけです!」

『そう?とりあえず行こうか』





工事現場に入って

妖気を感じる方向に歩いてみる


と 広い場所に出て

1から12まで書かれた柱がある

とりあえずこの辺りに妖怪はいないかな


「先輩…聞こえますか?」

『え 何が』

「子供の声が 聞こえて…」


耳を澄ますと子供の声が柱からしっかりと聞こえてきた

この中に失踪した子供たちがいるのか!


「先輩!どうにか…」

『…ダメだ 迂闊に破壊して
もし中の子が怪我でもしたら!?』

「それは…っ」


まなちゃんはスマホを取り出すと

突然柱の写真を撮り始めた

その後 猫娘にメッセージを書いていく


結局頼ることになるのか

…出来る限り やってみるかな


『霊刀 -霞- 朧月 一輪のヒトヒラ』


打撃の強さが弱く

霊刀が柱を切り裂くことはできなかった

でも強く打ってもし怪我をしたら…


そんなことをしていると

まなちゃんの足に白い蛇が絡みついた


「おやおや こんなところに小娘が"一人"
ふくふくしててうまそうだ 喰っちまおうかねぇ」


女の妖怪が後ろを振り向くと

その頭にはもう一つ口があった


というかまでよ

一人…?

相手には俺が見えていないのか?


「待てよ二口女」

「邪魔しないでおくれよ」

「丁度いいじゃねぇか
最後の柱のガキが足りなかったんだ

だろ?たんたん坊」


妖怪に俺が見えてないのなら

狙われるのは…まなちゃん


『まなちゃん!これ持って!
絶対に離さないで!』


鈴覇からもらったかんざしをまなちゃんに預け

刀を構えて 妖怪達を見た


「なんだい!?さっきの女が消えたよ!?」

『やっぱりか…まなちゃん!
そのかんざしを持って助けを呼んできてくれ!』


きっと鈴覇のかんざしには鈴覇の加護がある

それで見えなくなっていたんだ

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とりまろ。(プロフ) - のん@天使から墮天使さん» ありがとうございます! (2019年5月21日 13時) (レス) id: ba9bcb022c (このIDを非表示/違反報告)
のん@天使から墮天使(プロフ) - 八十二話の挿絵が、めっちゃ可愛い! (2019年5月19日 19時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - アルビノ猫さん» 更新遅くなってすいません 夢主さんが初めて女の子の服装を着ても すごい不満そうな顔してますね コメントありがとうございます (2018年5月1日 22時) (レス) id: 8d2cd9c08d (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - え、ちょ、夢主ちゃんかわいい、、、、、、、、更新待ってました大好きです(( (2018年5月1日 20時) (レス) id: 18e3bfd774 (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - アルビノ猫さん» 最高と言っていただけて嬉しいです 挿絵集…ですか うーん 考えておきますね^^; (2018年4月26日 21時) (レス) id: 8d2cd9c08d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もずく。 | 作成日時:2018年4月12日 16時

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