第三十八話 ページ39
アニメ編を全て書き終えたので
ここからは次回のアニメまで
オリジナルのお話を書きます
________________
『…はっ』
息がつまるような感覚と共に目が覚めた
見慣れぬ天井が見える
『…夢か そうだよな』
夢で本当に安心した
しかし いつも通り赤の夢見た
でも 今日の赤は怒っていた
なぜ私のものにならない?
なぜ赤銅を殺せた?
そんな問いを投げてきた
もちろん 答えなかった
答えること 触れることは許されない
母さんと同じ結末になるから
辺りを見渡すと 隣で寝ているのは鬼太郎くん
そして 大きなカバンに入った俺の衣服やら色々
『あぁ そうか
今日からここにお試しで住むのか』
あんまりにも唐突すぎて実感がないや
あんな家には住まなくて良くなったけど
突然 知らない家に住むってのもなぁ
とりあえず 鬼太郎くんが寝てるなら今のうちに着替えとくか
って言っても そんなにファッションに興味ないから
着れればいっかの服ばっかなんだよね
家にいるときは基本和服だし
外にもほとんど出ないってか…出れないし
とりあえず 家にいる時の服装でいいかな
慣れているから さっさと着替えちゃおうと思った
で 服脱いで気付いた
この前の赤銅戦で
体が包帯ぐるぐる巻きになってたんだった
結構血が滲みて 変えなきゃいけないんだろうけど
…これ一人でできるかね…
鬼太郎くんに頼めばいいんだろうけど
一度見られたからなぁ←
まぁ別にいっか
『おーい 鬼太郎くーん 起きてー』
「…んん 何?……うわあっ!!」
『な…なんだよ
化け物見たみたいに驚かないでよ』
「服っ 服着てよ!」
『は?んなの包帯巻いてるからいいじゃん
俺の体そんな一目で女ってのは気付きにくいし
それにいちいち そんな反応するんだったら
これから一緒に生活するのが辛くなるだけだよ
俺は男の人って思ってたらいいんだって
その方が鬼太郎くんも楽でしょ』
「…いや それには無理が」
『それより包帯なんだけどさ
俺じゃできないから鬼太郎くんやってくんない?』
頭の方は自分でもできるけど
体の方は無理なんだよね
俺の腕そんなに柔らかくないです
「…猫娘と砂かけババァ呼んでくるから待ってて!!」
そういって目玉さんを手に
家を飛び出していった鬼太郎くん
俺って自分が思うよりあほなんですかね
188人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ゲゲゲの鬼太郎」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白桜姫 - 夢主の髪の色がめちゃいい (2020年1月23日 22時) (レス) id: fb346ce4d5 (このIDを非表示/違反報告)
とりまろ。(プロフ) - 碌無者さん» うーん、作ったのがかなり前なのであまり覚えてはいませんが確か、この子は死んでいるから呪っても意味はないという意味を込めてだったかと思います。作者が曖昧ですいません… (2019年8月31日 12時) (レス) id: b5b6caadd7 (このIDを非表示/違反報告)
碌無者(プロフ) - 初めまして。何故正装が死装束なのですか? 和服の合せは男女共通で、正面から見てカタカナの「ソ」になるのが正しい着方です。逆になると死んだ人に着せるものになりますので、不吉ですよ。作中で説明が成されていたら申し訳ありません。気になりましたもので。 (2019年8月30日 16時) (レス) id: 0a4b7a6801 (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - レモンさん» 閲覧ありがとうございます 誤字などは私の小説では多いので指摘してくださりありがとうございました! (2018年10月4日 15時) (レス) id: 5241d6a6f8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです! (2018年10月3日 16時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もずく。 | 作成日時:2018年4月5日 20時