15,気分屋 ページ17
火曜日。私はなぜか朝部をする気にならず、柄にもなくサボってしまった。聞かれたらしょうがないから忘れ物とりに引き返したとでも言っておこう、なんて考えながら教室に向かった。
私「おはよー」
千晴「あ!小咲やっと来た!心配したよ〜」
私「あ、千晴…ごめんね」
千晴「ううん、小咲が部活休むとか珍しいからさ」
私「アハハ( ̄▽ ̄;)」
千晴「そういや転校生君は?」
私「え?」
千晴「てっきり一緒に来ると思ってたのに」
私「え、なんで?」
千晴「いやいや、だってなかよさそうだし」
私「いやいやいやいや」
千晴「てか、遅くない?もう8時だよ?」
私「確かに…まだ通学路覚えてないのかな」
千晴「あ…それだああああ!!!」
不意に、千晴が叫ぶと、クラスのみんなが迷惑そうに睨んだりしてきてた。
私/千晴「「あ…。」」
千晴「またあとで話そっか」
私「そうだね」
そうして千晴が席に戻っていき、私が用意し終わった頃。時刻は8:10になっていた。
(湊遅いな…まさか迷子になってないよね…)
そして、読書タイムの始まる2分前。
湊「やっべぇ!ギリセーーーーフ!!!」
…湊はやっと現れたのだ。
女子達「「「きゃーーー!(>∀<)」」」
男子A「おい湊、早く片付けろって!遅刻扱いにされるぜ!」
男子B「そうだぜ早く!」
湊「マジかよ!?サンキュー!」
(えぇ………。)
[8:15]
[スピーカー]<〜♪
…読書タイムが始まった。何気なく隣を見ると、なぜか湊が私の本をのぞきこんでいる。
(……え、なに…なんで?)
湊 ((・・)ジーーーー
(…。(´・ω・`)?)
湊 ((・・)ジーーーー
(……。(´・ω・`;))
湊 ((・・)ジーーーー
(………。(´・ω・`;;))
謎の圧力に耐えきれず、私は小声で話しかけてしまった。
私「…ねぇ」
湊「ん?」私「シッ!静かにして」
私「なんでのぞきこんでんの?」
湊「本ねぇし。」
私「はぁ………。」
思わずため息をついた私は、しょうがなく机の奥から、図書館で借りた一冊の本を差し出した。
私「はい。これ読んで」
湊「え、これって……」私「いいから」
私が借りた本。それは、たまたま魔法使い物の小説。昨日のこともあって、ちょっと複雑だけどまあ我慢してもらおう。d(´°ω°`)ドンマイ
………………………………………………………
その後、何事もなく朝のHRがはじまり、湊は遅刻扱いにされませんでした。
???「よかったね、みなくん」
湊「おう。………え?」
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ツナ缶(プロフ) - えっと、ipadの充電器がポックリ逝っちゃったんで更新出来ませんでした。最新話のデータはipadのなか。…何とかして新しく続き書くのでよろしくお願いしますm(__)m (2018年9月29日 13時) (レス) id: a7dc159b12 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - うぇっへーい\(^O^)/更新しましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(( (2018年4月5日 22時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - 16,サバゲーについて。一部書き直しました (2017年10月16日 21時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - 如月あてんしょんさん» ありがとうございますm(__)m返信遅くてすいませんm(__)m (2017年10月7日 18時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
如月あてんしょん - いつも読ませてもらってます!とても面白いです!更新は難しいですが頑張って下さいね☆ (2017年9月10日 13時) (レス) id: d5977170aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツナ缶 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tunanokandume/
作成日時:2017年6月8日 22時