1. 手に手をとって [ リーマス・ルーピン ] ページ5
＊男主+半吸血鬼
＊学生時代+同級生主
＊ほのぼの甘
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Your side
リーマスの大きな手が好きだ。
「ほらA、段差があるから気をつけて。」
こうやって流れるように差し出してくれる優しい手が好き。
「ん？ぼーっとしてどうしたの？」
するりと片手だけで僕の頬を包んでしまう大きな手が好き。
「んもー見つめてないで何か言ってくれるかい？」
恥ずかしそうに目元を覆う可愛い手が好き。
ん……？というか段差なんて…僕は新入生じゃないんですけど？
『ふふっ。』
「？……この可愛い吸血鬼さんは一体何を企んでいるのかな？」
『いひゃいいひゃい。』
なんて、全然痛くない。
これじゃあただ頬っぺを揉んでるだけじゃんか。
まったく…本当に優しいんだから。
『ぷはっ……ん〜ふふ。』
「だからさっきからなんでそんなにニコニコしてるの？」
『えー言っちゃおうかなぁどうしようかなぁ。』
「え？あ、なに？僕のことだったの？その顔の理由。」
『当たり前じゃないか。リーマスのこと以外でこんなに顔が緩くなることないよ。』
「っ！そ、それは……すごく嬉しいかな。」
あーもうなんて可愛い。好き。
手以外もすごく好き。
こんなに体は大きいのに小動物のようにいじらしくって堪らない。
僕はリーマスの大好きな手を取ってぎゅっと握りしめた。
「な、なんだい？」
そして大きな手の爪先に自身の唇を寄せて彼を見る。
『リーマスの大きな手が大好きだなって思ってただけ。』
僕の手中にあるリーマスの手が一瞬ピクりと動いたけどそれを振り払うこともせず、なんならそのまま引き寄せられ唇を奪われた。
『っ…ん…』
「はっ…」
『ぅ…息がっ…んんっ！ 』
「黙って。」
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Alice@4日(夙夜・陸)更新(プロフ) - すしをさん» えぇ…(´Д｀)こんなに更新を怠っていて怒られて当然なのにそんな優しいお言葉…泣かせる気ですかコノヤロー(;∀;) (3月4日 21時) (
レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
すしを(プロフ) - 新作の通知が来てから終始ニヤニヤしながら読ませていただきました… (3月4日 20時) (レス) id: 83df5084ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2024年3月2日 14時
