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えっ、と戸惑う声を発するAなど気にせず廊下を突きぬけ、地面はいつの間にか固い石床から芝生の上になっていた。
『ぉわっ！』
「っしゃーー寝るぞーー。」
『え…寝るって…』
「ほらAも来い。」
シリウスに腕枕をされている状態になったAは
横にいるを見れば気持ちよさそうに目を瞑っている。
その顔を見ればAは何も言えなくなった。
もぞもぞと動きぴたっとシリウスにくっ付く。
「お、大人しくなったな。」
『なんで部屋じゃなくて庭に出たのかなとか、今が夕方でちょっぴり寒いとか、他の三人は終わったのかなとか、まぁ考え出したらキリがないけど…。』
「けど？」
『シリウスが隣にいるからなんでもいいやって。』
シリウスの指に自身の指を絡ませふんわり笑うA。
空はまだ明るいが遠くで一番星が光を放っているのがわかる。
しかし、Aをこの顔にさせているのは紛れもなく
「俺もAがいれば罰則のひとつやふたつ喜んで受けてやるよ。ま、証拠は残さないがな！」
『無理だよー常習犯すぎるって！』
「仕掛けてるところを見られなければ問題ない。」
『何その持論。』
本当に些細な他愛ない会話でも二人にとっては幸せなことで、時間も場所も天気だって関係ない。
ゆっくりと時間が流れ愛しい人の横はなんとも居心地がいい。
たまには罰則も悪くないと二人同時に思ったのは偶然ではなく…きっと必然。
〈〈 ヒエラルキーの瞬き 〉〉
───────
ジェ「大体シリウスが火薬を入れすぎたからさぁ！」
シリ「んだと！ジェームズが躓いたからバレたんだろっ！」
『……あのさぁ…食事くらい喧嘩しないで楽しく食べようよ…。』
リー「ははっ無理だね。責任の押し付け合いバトルは両者一歩も引かないから。」
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Alice@4日(夙夜・陸)更新(プロフ) - すしをさん» えぇ…(´Д｀)こんなに更新を怠っていて怒られて当然なのにそんな優しいお言葉…泣かせる気ですかコノヤロー(;∀;) (3月4日 21時) (
レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
すしを(プロフ) - 新作の通知が来てから終始ニヤニヤしながら読ませていただきました… (3月4日 20時) (レス) id: 83df5084ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2024年3月2日 14時
