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＿『ねえ、わたしがおまわりさんになったら、おかあさんとおとうさんを連れてった犯人捕まえられる？』
.
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いつの日か、
純粋な瞳で投げかけられたこのAの言葉は
いつまでも片野坂の中にあった。
そして、一緒に相良検事への殺意も芽生えた。
自分がAの代わりに相良検事を殺らなくてはならない。
無垢な少女を汚すわけにはいかないと。
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片野坂は一度、A検事と話したことがあった。
＿A父「僕も娘がいるんですよ。まだ幼稚園生なんですけど、お花屋さんになりたいって言ってて。その目がすごいキラキラして綺麗なんです。そんな彼女を守るために生きたいなって思ったんです。」
．
．
「A検事は、…っ、Aのお父さんはっ、正義感に溢れる立派な検察官だった…！！
そんなA検事が命がけで守ったAだっ、お前にこいつを撃たせるわけにはいかないんだっ！！
やるなら俺がっ、中途半端に近藤だけ殺してしまった俺がっ、自分の手で終わらせる！！」
.
.
そのとき、スクリーンには片野坂の娘が中富姫花をスコップで何度も殴る映像が映し出される。
片野坂のふたつの銃を掴む手の力が緩み、
その目はスクリーンに向けられる。
「..！とめろ…っ、」
明らかに動揺が隠せない片野坂。
映し出されているのは、橘が持っていた証拠である携帯の映像だった。
相良は息を整えながらそのスクリーンに目を向け、怪しく口角が上がる。
一ノ瀬「こんな映像があったなんて…知らなかったんですよね…？」
片野坂「これ、ッ…これはっ、娘じゃない…っ！！全員…っ、全員俺が殺したんだ！！
これは何かの間違いだ！！」
片野坂には、彼女の他にも守りたい人がいた。
.
映像を止めようとする片野坂に、
「教官…っ、！！」
一ノ瀬が食らいつく。
すると、片野坂は一ノ瀬の襟元を掴んで、
「…邪魔すんなっっ！！！」
頬を強く殴った。
一ノ瀬は勢いよく地面に飛ばされる。
『ジロちゃんっ、』
「教官、やめろ！！！」
入れ替わるように片野坂に掴みかかるのは、本間。
しかし、片野坂の目は見開かれたままで、その鋭い視線のまま
その震えた拳で本間の頬を強打する。
本間のメガネが地面に叩きつけられ、鈍い音がした。
レンズはひび割れていた。
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. - 少しでもアウトですので‥。立派な犯罪行為ですので違反報告します。 (2021年3月7日 17時) (
レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
. - 生きてゆけない 独りきりじゃ” 迷路のような、 未満の未来。 その先は誰にもわからない。←歌詞転載してますので運営に報告しますね。歌詞転載は著作権違法ですので‥。 (2021年3月7日 17時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
レー - ななさん» 聞きたいのですが大丈夫でしょうか？ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - ななさん» 名前変わりましたがボードに書いて大丈夫ですか？ (2021年2月6日 22時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございますー！質問、何でしょうか？ (2021年1月5日 18時) (レス) id: 080c506ace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2020年9月2日 0時
