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『っ、カイくん。
あのさ…、3件目の被害者のっ、
近藤警部補の写真持ってる…？』
どこか青ざめた顔色をしているAさん。
先ほどから様子が変だ。
.
「…うん、あるけど。待ってね、」
俺がファイルをあさっていると、
「…どうした、Aちゃん？体調悪い？」
ジロちゃんもその異変に気付いたようで、
Aさんの顔を心配そうに覗き込んだ。
『う、ううん、大丈夫…っ、』
「はい、これ…。」
俺はAさんに近藤警部補の写真を見せる。
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すると、その写真をまじまじと見つめた彼女の表情がパッと止まり、目は大きく見開かれ、
『…っ、はぁっ、』
.
.
何かを思い出したようにすぐ写真を裏に伏せた。
「Aさん…？」
明らかに、なにかがおかしかった。
.
.
ジロちゃんが彼女の背中をさする。
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『…ごめんっ、ちょっと、今すぐに確かめたいことがあるの。
一回ひとりで学校に戻ってもいい？』
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しばらくして少し落ち着きを取り戻したらしいAさんの口から放たれた言葉に俺らは顔を見合わせた。
Aさんの顔は真剣だった。
「…その、確かめたいことって…？」
『ちゃんと調べがついたらカイくんとジロちゃんにも報告するからっ。』
「…わかった。でもこれだけは約束して、Aさん。
ひとりで危険なことは絶対しちゃダメだ。」
俺の言葉にジロちゃんも頷いた。
『うん…それはちゃんと約束するっ。
…あのね、わたしのお父さん、
検察官だったの…っ、。』
.
検察官…検事…さっきの及川助教の言葉が蘇る。
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.
『もしかして、お父さんと関係があるのかもしれないっ…、及川助教に言って、当時の事件資料見させてもらうっ。』
俺らは頷いた。
Aさんは“またあとで。”と言葉を残すと、走って俺らの前を去っていく。
その顔は威厳に満ちていた。
.
________________★作者より
作品の振り返りをするため、
日テレTADA!さんのアプリで
未満警察を見ていたのに
消されてしまった、、、
教官ー！！！！！
何してくれてるんですか、、
という気持ち、、
悲しいな、、
作者の独り言でした。。
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. - 少しでもアウトですので‥。立派な犯罪行為ですので違反報告します。 (2021年3月7日 17時) (
レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
. - 生きてゆけない 独りきりじゃ” 迷路のような、 未満の未来。 その先は誰にもわからない。←歌詞転載してますので運営に報告しますね。歌詞転載は著作権違法ですので‥。 (2021年3月7日 17時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
レー - ななさん» 聞きたいのですが大丈夫でしょうか？ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - ななさん» 名前変わりましたがボードに書いて大丈夫ですか？ (2021年2月6日 22時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございますー！質問、何でしょうか？ (2021年1月5日 18時) (レス) id: 080c506ace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2020年9月2日 0時
