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＿「真犯人にしか撮れない写真をあいつは持っていた…。かばってやったのに…飼い犬に手を噛まれるとはな。…部下を貸す。ヤツを捕まえてこい。」
国枝警視正はそう言って柳田警部補に無線を渡したのだった。
＿「捕まえた上で、全て揉み消せ。」
.
本間「それを…どうして教えてくれなかったんですか？！」
「謝るよ、悪かった。」
柳田警部補は頭を下げる。
「…俺はただ、お前らには関わってほしくなかった。悲しませたくなかった。
…あいつは俺の努力を無駄にしたってわけだ。
上等じゃねえか……っ、逮捕してやる！…行くぞ。」
柳田警部補は稲西巡査にそう言ってその場を後にした。
そしてその途中でこちらを振り返る。
「本間、一ノ瀬、A。…俺と片野坂は警察学校第175期の同期で本物の友達だと思ってた。
…なのにあいつは9年間も俺に嘘を突き通した。
そして俺もあいつを疑う気持ちにフタをしていた。…本当のことが言えなくなったら、そんな友情はもう終わりにしてほうがいい。
…お前らは俺たちのようにはなるな…！」
.
.
「「『……、』」」
.
.
「その携帯、柳田警部補に返さなくてよかったの？」
そう問う一ノ瀬に、本間は片野坂教官から言われた言葉を思い返していた。
.
＿「スコップ男の事件は、お前や一ノ瀬、Aのような人間でしか解決できない。」
＿「なら俺とも約束しろ。どんなことがあっても、お前らが真相を明らかにすると…！」
.
「…教官は、俺たちに真相を明らかにしてほしいと願ってる。」
「俺たちが…。」
「俺たちの事件だ。」
『そう、…だよね…。』
「うん、」
「でもそれもう一度見ていい？もしかしたら教官のそっくりさんとかでっ、見間違いかもしれないしっ、！」
『ジロちゃん…。』
「やっぱり信じられないし、っ、他にも事件解決のヒントがあるかもしれない！」
「…確かに。」
3人はもう一度携帯に目を張る。
「ん…？」
『…どうしたの？カイくん。』
「いや、今見たのは途中から再生されたものだ。この映像はもっと前から撮影されてる！」
本間は早戻しのボタンを長押しした。
「ん…？」
「何…これ…」
『えっ…これって…、っ、』
「えっ？なんだよ…っ、
なんだよこれ…。」
3人は息を飲んでその動画をじっと見つめていた。
#9 end.
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. - 少しでもアウトですので‥。立派な犯罪行為ですので違反報告します。 (2021年3月7日 17時) (
レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
. - 生きてゆけない 独りきりじゃ” 迷路のような、 未満の未来。 その先は誰にもわからない。←歌詞転載してますので運営に報告しますね。歌詞転載は著作権違法ですので‥。 (2021年3月7日 17時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
レー - ななさん» 聞きたいのですが大丈夫でしょうか？ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - ななさん» 名前変わりましたがボードに書いて大丈夫ですか？ (2021年2月6日 22時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございますー！質問、何でしょうか？ (2021年1月5日 18時) (レス) id: 080c506ace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2020年9月2日 0時
