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次郎side
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初めてこんなにAちゃんの過去の詳しい話を聞いた。
気付いたら、俺もカイくんも泣いていて。
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その頃のAちゃんの痛み、今の思いを考えたら
どうしても悔しくて。
過去を塗り替えられるなら塗り替えてる。
でもどうしようもない。
喉が詰まりそうだ。
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『どうして…っ、どうして片野坂さんなのっ！
私の話を聞いていてくれたときもスコップ男として誰かの命を奪っていたの？！
…なんで、…ねえっ、』
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Aちゃんは床に突っ伏するように泣いた。
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俺らは彼女の背中をさすって抱きしめてあげることしか出来なかった。
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片野坂教官…、Aちゃんをこんな悲しい顔をさせるようなことをしてまで
どうしてですか…？
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「さっきは偽物を渡したな？
これには、証拠の映像なんてなかった。
…本物を渡せ。」
その声に俺らは振り返る。
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部屋の隅から姿を現したのは、まさに今渦中に在る、片野坂教官だ。
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sideなし
「渡せません！
スコップ男の張本人に渡せるわけないだろ！！」
一ノ瀬は顔を硬らせながらそう答えた。
『片野坂さん…っ、どうして…、』
「なんであんたが犯人なんだよ…！」
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「そうか…。残念だ…。」
片野坂教官に表情はない。
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片野坂教官の三発続けて撃った銃弾が
一ノ瀬と本間、Aに命中し
3人は後ろに倒れた。
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涙に濡れたAにそっと近づく片野坂。
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そのとき、
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「..ッ、片野坂！！」
銃声が響き、そこには柳田警部補の姿が。
しかし、その銃弾を片野坂教官は避けた。
「…っ次は当てる！」
「柳田さん…！」
後ろから聞こえた稲西巡査の声に振り向く柳田警部補。
片野坂教官はその隙に逃げ出した。
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「えっ、…待ちなさい！」
「おい！！
…先にこいつらだ！」
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. - 少しでもアウトですので‥。立派な犯罪行為ですので違反報告します。 (2021年3月7日 17時) (
レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
. - 生きてゆけない 独りきりじゃ” 迷路のような、 未満の未来。 その先は誰にもわからない。←歌詞転載してますので運営に報告しますね。歌詞転載は著作権違法ですので‥。 (2021年3月7日 17時) (レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
レー - ななさん» 聞きたいのですが大丈夫でしょうか？ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
フィアー(プロフ) - ななさん» 名前変わりましたがボードに書いて大丈夫ですか？ (2021年2月6日 22時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございますー！質問、何でしょうか？ (2021年1月5日 18時) (レス) id: 080c506ace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2020年9月2日 0時
