#04 続き ページ1
次郎side
そして俺たちは映画を観ることにした。
やっぱ女の子の部屋だと雰囲気が違うというか
ほんとに俺らと同じ間取りだよね？ってなっちゃう。
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「カイくんがね、Huluに入ってるんだって！」
『えっ、そうなのー！いいなあ、観よ観よ！』
ベッドの壁際に寄り掛かるように座るAちゃんと俺。
「っえ、あ、あの…」
しかし、カイくんはベッドの横で何やらもじもじとしている。
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『…カイくんどうしたの？早くおいでよ。』
「カイくん早くー。カイくんの携帯ないと観れないんだからっ！」
「...あ、..お、おう、お、..お邪魔しますッッ！」
…女の子のベッドだからか…。
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カイくんは本当にウブだなあ。
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携帯を持つカイくんを真ん中にAちゃんと俺が座る。
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物語は最後、
男女がキスをしてハッピーエンドを迎えた。
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キラキラとした目で感動しているAちゃんと、
思わず泣けてきちゃう俺。
最後の最後で想いが通じ合って本当によかった…！
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「いや…マジでよかった…！」
『ね、ほんとに…！』
だが、
「えっとー…え、どういうこと？」
カイくんはキョトンとした顔で画面を見ている。
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「…んねー、よ・い・ん！余韻ちょうだいよもう〜！」
『なんでカイくん泣けないの？！感動したよねえ？！』
「えっ、でもなんであの2人最後キスしたの？いつから好き同士だったの？」
..カイくんガチで言ってんの？
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なな(プロフ) - 紫音さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(^.^) (2020年7月26日 20時) (
レス) id: 080c506ace (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - とても面白いです続きも楽しみに待ってます！ (2020年7月26日 2時) (レス) id: 4d3a0ac3c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2020年7月19日 9時
