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「…て、ちょっと待て。カイくん？」
本間くんは自分のことを指差しながら一ノ瀬くんに疑問の目を向ける。
確かにナチュラルに呼んでたけど、初呼びだよね？
「…え、本間快でしょ？」
「う、うん。」
「カイくん。で、一ノ瀬次郎、ジロちゃん。
そして、AA、Aちゃん！
カイくんと、ジロちゃんと、Aちゃん！」
『っえ、私も？！』
「そうだよ？よろしくね？」
平然とした顔でそう言って私と本間くんの顔を交互に見る一ノ瀬くん。
なんか色々ありすぎてついていけないけど！？
とりあえず、
『わ、わかった。』
「えっ、わかった？この短時間で理解しちゃったの、Aさんは！？対応力が長けすぎ！」
『え、いや、でもっ、カイくん、ジロちゃん、だよね？』
「っカッ、」
「やっぱ女の子にジロちゃん呼びされるのはイイなあ！！早速ありがとう、Aちゃん！っておまっ、カイくん照れすぎ！顔赤すぎ！！」
「うっ、うるさい！とりあえず！！とりあえずっ、ぼ、暴行罪の男をどうするかっていう！！」
「あ、そうだったそうだった！」
『…待って、ねえ、何があったの？』
「そこの、お店見える？」
私はジロちゃんが指差すログハウスを見る。
2人に話を聞くと、その家の奥さんが旦那さん？らしき人に暴力を振るわれているらしいのだ。
『うわ…っ、』
確かに、白いバスローブ姿の女の人が男の人に何度も殴られていた。
DV…？
『…っていうか、カイくんとジロちゃんはあのバスローブお姉さんを覗き見してたの？』
「っち、っ、違うよ、最初にカイくんが…！」
「おいっ、お前言うな！！」
焦ってメガネをくいっと上にあげるカイくん。
女の人に興味なさそうに見えて本当はあるんじゃん、ちょっと安心した。
『ふぅん、カイくん…なーるほど。』
「と、っ。とにかく、匿名で通報するしかない！」
『うん、そうだね、カイくんの言う通りそれがいちばんあんぜ…ってえ？！ジロちゃん？！』
「え？！」
軽々と窓を飛び越えて外に出てしまったジロちゃん。
「おい！！なにしてんだよっ！！」
「人妻ちゃん助けてくる！」
ジロちゃんはそう言って、5m近くありそうな場所をジャンプで飛び降りてしまった。
「えーーーーーー！？！？」
カイくんの大きな声が響いた。
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マナ - ななさん» 聞いてもよろしいでしょうか？ (2021年4月10日 6時) (
レス) id: b2e96b20a7 (このIDを非表示/違反報告)
キキ(プロフ) - ななさん» 未満警察に関して聞いていいですか？ (2021年2月21日 17時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
フラ - ななさん» 作品を参考に作品書いていいですか？ (2020年9月11日 8時) (レス) id: ead1db5ef4 (このIDを非表示/違反報告)
フラ - 作品を参考にする事ついて質問なんですが、主人公の苗字何にしたらいいですか？ (2020年9月7日 6時) (レス) id: ead1db5ef4 (このIDを非表示/違反報告)
M!u(プロフ) - ななさん» 返信ありがとうございます!そうだったんですね、すみません出しゃばりました!実は第2話の内容が韓国での内容だったのでこれは崩して欲しくないなと思っていて、安心しました!これからも楽しみにしてます! (2020年7月6日 11時) (レス) id: c4a8ba0b8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2020年6月28日 9時
