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精神年齢はそのまま歳を取っていくとして、肉体年齢が10歳の私と60歳の私。
前者は経験したことが有るけれど、後者に関しては素人と言って間違いない。
うーん、ここまで話を聞いて来たけど正直どっちも嫌だ。
そう言ったところで話は進まないので、少しだけ考えてから口を開く。
__「さっきインターホンチームの誰かが……」
DN「インターステラーですね」
__「あっ、そうだった。インターステラーチームの誰かが「子供のまま年老いていく親を見送るのか」みたいな事言ってたじゃないですか」
JH「言ってた言ってた」
__「私、こう言うとちょっとアレなんですけど、家族の話では10歳の頃が一番可愛かったみたいで」
SG「ヌナは今も可愛いですよ。もっと言えば60歳になっても可愛いままだと思いますけど?」
HS「騙されるな、A!営業トークだぞ!!」
SG「残念ながら本心です〜〜〜!!」
DN「ホシヒョン、それはヌナに失礼なんじゃ……」
JS「A、ホシに可愛くないって言われてるけどどうなの?」
__「いや、どうって言われても別に……」
JN「ひどい……」
MG「ヒョン謝って!」
揚げ足を取られてしまったホシヒョンが、相手チームにわあわあと非難されている。
それをどうしようもなく楽しそうに見守っていたウォヌヒョンが、切りの良い所で木槌をトントンと叩いて場を沈めた。
やっぱり裁判長なんじゃ……?
項垂れながら私の名前を呼び「誤解で……」と、呟くホシヒョンに手を振って話を続ける。
__「どうせなら、両親の記憶の中で一番可愛かった頃のままでいる方がまだ親孝行なのかなと思いますね」
JH「そうでしょ?オレもその頃のAの写真見た事あるけど可愛かったよ」
VN「へえ、どんなの?」
JH「白いワンピースで、麦わら帽子被ってるやつ」
MH「映画のワンシーンみたいだったあの写真?」
HS「あ〜、奇跡の一枚の!」
DK「ヒョン、しっ!」
__「あっ、でも……」
WN「ん?」
ハニちゃんの言ったその写真の日の記憶がパッと蘇ってきて、そう言えば難点があるんだったと話を止めた。
__「ちょうどその日に誘拐されかけているので、持ち運びやすい10歳の体系はデメリットだと思います」
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せの(プロフ) - かりふらわーさん» ありがとうございます!わ〜〜そう言ってもらえるととても嬉しいです!評価まで〜〜!!またお暇なときにでも読んでいただけると嬉しいです! (2019年11月26日 10時) (レス) id: c619cb401b (このIDを非表示/違反報告)
かりふらわー(プロフ) - 更新お疲れさまです!前作の男装生活からずっと読ませて頂いているのですが、セブチの小説を書かれる方の中で一番大好きです…毎回、お話が更新されて読み終える度に星の一番右を押しては「既に投票済みです(無効)」となって虚無ってます… (2019年11月22日 18時) (レス) id: 17042f9c9d (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - もさん» 遅くなってすみません!ありがとうございます!次に出す予定だったのがMonstaXが出てくる話だったので炎上の様子見したり、違うのを書いたりしてて浮上するのが遅れちゃいました!もうそろそろまた上げると思うので、その時はまた読んでいただけると嬉しいです! (2019年11月11日 15時) (レス) id: 864812d0e0 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 知らせてくれるせのさんなのでどうされたのかな?と、、、、、またこの作品を読める日を楽しみにしています!応援してます^ ^ (2019年11月5日 21時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - せのさんこんばんは!いつも作品楽しく読んでます!毎日せのさんの作品を読むために生活しているといっても過言ではないのですが、最近更新が無くて心配しています汗今まであまり更新が空いた事が無かったし、なにか事情があって更新出来ない状況だと (2019年11月5日 21時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せの | 作成日時:2019年10月16日 9時