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実のところ、ヌナの着信画面に「イ・ジフン」と書いてあったのが僕の位置からはよく見えた。
メンバーを本名で登録していると言う事実が、素直で実直なAヌナにぴったりのように感じて僕の解釈と盛大に一致する。
それに頷いているとジュニヒョンが不思議そうな顔で僕を見て来たので「何にもないですよ」と、首を振っておいた。
「じゃあホシヒョンとジュニヒョンで……えっ？だって二人とも私に向かってピースをしてて……一人45分ですね……了解です。って言っても、私は少し時間が掛かっちゃいそうですけど」
最後は言葉の端に笑みを零して、ヌナが通話の切れたスマホをピアノの上に置いた。
電話口で名前を出されたホシヒョンとジュニヒョンは、お互いの顔をちらりと見合わせた後、Aヌナに尋ねる。
JN「どういうこと？」
HS「オレ達がなに？」
__「二人は今からウジヒョンの作業室へ移動してください。あそこも電子ピアノがあるからそっちで練習だって。ウジヒョンと」
HS「は？」
__「作業班のヒョン達が来る時間、少し前倒しになったらしくて。早く終わらせるのにウジヒョンも手伝ってくれるみたいですよ」
JN「……僕達の先生がAからウジに変更したってこと？」
__「うん、スパルタで行くって」
HS「そんな……」
__「今日のウジヒョン、ちょっとピリピリしてたから」
MH「そうだったね」
__「なんていうか……あはは、二人とも頑張って！」
事実、ヌナの言う通り今日のウジヒョンは機嫌が悪かった。
作業が続いていることや、ファンミーティングの準備、それに新しい振り入れだとかその練習だとか。
ヒョンはとにかくやる事が僕達よりも多い。
ワーカーホリック族のボスでもある。
納期や期間は迫ってくる一方で、待ってくれる事はない。
ウジヒョンはどれだけ忙しくて目が回ろうとも、涼しい顔をして完璧に合わせてくるのだから毎回恐ろしく思う。
本人にはこんな事絶対言えないけど。
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せの(プロフ) - かりふらわーさん» ありがとうございます！わ〜〜そう言ってもらえるととても嬉しいです！評価まで〜〜！！またお暇なときにでも読んでいただけると嬉しいです！ (2019年11月26日 10時) (
レス) id: c619cb401b (このIDを非表示/違反報告)
かりふらわー(プロフ) - 更新お疲れさまです！前作の男装生活からずっと読ませて頂いているのですが、セブチの小説を書かれる方の中で一番大好きです…毎回、お話が更新されて読み終える度に星の一番右を押しては「既に投票済みです(無効)」となって虚無ってます… (2019年11月22日 18時) (レス) id: 17042f9c9d (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - もさん» 遅くなってすみません！ありがとうございます！次に出す予定だったのがMonstaXが出てくる話だったので炎上の様子見したり、違うのを書いたりしてて浮上するのが遅れちゃいました！もうそろそろまた上げると思うので、その時はまた読んでいただけると嬉しいです！ (2019年11月11日 15時) (レス) id: 864812d0e0 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 知らせてくれるせのさんなのでどうされたのかな？と、、、、、またこの作品を読める日を楽しみにしています！応援してます^ ^ (2019年11月5日 21時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - せのさんこんばんは！いつも作品楽しく読んでます！毎日せのさんの作品を読むために生活しているといっても過言ではないのですが、最近更新が無くて心配しています汗今まであまり更新が空いた事が無かったし、なにか事情があって更新出来ない状況だと (2019年11月5日 21時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2019年10月16日 9時
