ファン家のマンネは紅一点 ５

本日準備中・CARAT LAND '18 ページ14

ディノ視点





やがて来るファンミーティングで、ユニット曲がシャッフルされる事になった。



ボカチがヒポチの言行一致
ヒポチが僕たちのSwimming Fool



そして我がパフォチは、ボカチのHabitを歌う事に決まったようだ。



計算から、単純な計算からすれば、僕は今回ヌナがうちのチームにやってくるんだとばっかり……

内心わくわくしていたんだけど、残念ながら外れてしまったらしい。


「うちのチーム」という所までは合っていたけど、今回はヒポチに輸出されたみたいだ。

クプスヒョンがにこにこしながらヌナの肩に手を回していたのは記憶に新しい。





そういう訳でグループの全体練習が終わった数十分後、チーム毎に集まっていた僕達にヌナから連絡が入る。



その知らせはまずジュニヒョンに届いた。

端末を眺めながらストレッチをしていたジュニヒョンが「Aからだ」と呟くと、ホシヒョンがそれを覗き込んで開けろと促す。





DN「Aヌナ、なんですって？」

JN「『パフォーマンスチームの練習を手伝う事になったので、一人ずつピアノのある練習室へ来てください』だって」

HS「Aが歌の先生ってことかぁ」

MH「へえ〜」

DN「誰から行きますか？この後予定が入ってる人は……」

HS「オレは何も」

JN「僕も」

MH「右に同じ」





無論、僕もだ。

と言うか、今日はみんな一日を練習に費やす気で集まっているので当たり前だったりする。


ここは公平にじゃんけんかな……

そう提案しようとするとホシヒョンが立ちあがり、それに釣られたジュニヒョンがも追って立ち上がった。





HS「取り合えず、一回皆で様子でも見に行くか」


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