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SG「ヌ、ヌナ〜……!」

MH「A、」

__「それで、ぽやぽやしたジュニヒョンは?」

HS「ぽやぽや?」

DN「間違ってなくないですか?」

JH「中にいるよ」





ハニヒョンが手招きして私を部屋に入れる。



やっぱり男たちは入って来ようとせず、扉の向こう側から見守っていた。

頼みのミョンホやディノも、少なからず動揺しているみたいだ。


もしかして感染系の病気?
それとも病人をどう扱っていいのか解らないだけなのかな。


意外と凛々しいジュニヒョンの事だし、気を使って入らないように言っているだけかもしれない。



ベッドサイドにしゃがみ込んで名前を呼ぶと、横になっていたジュニヒョンがゆっくりと瞼を開けた。





「A?」

「ジュニヒョン、大丈夫ですか?」

「ん」

「元気ではなさそうですね」

「ううん、だいじょうぶ。元気だよ」





口元に力が入っていないのか、確かにディノの言う通り声色が少しぽやぽやしている。


サイドテーブルに置いてあった薬を見ると、本当に病院へ行ってきたらしい。

もうお昼ご飯の時間は過ぎてるけど、薬は飲んだのかな?



水の入ったグラスの隣に折りたたんであった診断書を見ると、疲労から来る風邪らしい。

やっぱり少し大袈裟に思うけど、ホシヒョンからすれば風邪をひいているジュニヒョンは死にかけに見えても仕方ないのかもしれない。


まあよかった、休めばちゃんと治る病気で。

「実は不治の病なんだ……」なんて言われたら卒倒するところだった。



そんな事を考えていると、布団の中に入っていた手が私の目の前まで伸びてきた。

その手を掴んで指の間に指を滑り込ませ、空いた片方の手で汗をかいた前髪を横に撫でつける。



ジュニヒョンの額はかなり熱かった。

薄く開けた目もとろりと溶けている。





「Aがいる……」

「はい、私が来ました」

「夢?」

「そうかもしれないですね」

「そっかぁ、最近、」

「ん?」

「……Aに会えてなかったから、夢に出てきちゃったのかなぁ」

「あら」





「可愛い」と続きそうになる言葉を、どうにか喉の奥に押し込める。


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せの(プロフ) - かりふらわーさん» ありがとうございます!わ〜〜そう言ってもらえるととても嬉しいです!評価まで〜〜!!またお暇なときにでも読んでいただけると嬉しいです! (2019年11月26日 10時) (レス) id: c619cb401b (このIDを非表示/違反報告)
かりふらわー(プロフ) - 更新お疲れさまです!前作の男装生活からずっと読ませて頂いているのですが、セブチの小説を書かれる方の中で一番大好きです…毎回、お話が更新されて読み終える度に星の一番右を押しては「既に投票済みです(無効)」となって虚無ってます… (2019年11月22日 18時) (レス) id: 17042f9c9d (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - もさん» 遅くなってすみません!ありがとうございます!次に出す予定だったのがMonstaXが出てくる話だったので炎上の様子見したり、違うのを書いたりしてて浮上するのが遅れちゃいました!もうそろそろまた上げると思うので、その時はまた読んでいただけると嬉しいです! (2019年11月11日 15時) (レス) id: 864812d0e0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 知らせてくれるせのさんなのでどうされたのかな?と、、、、、またこの作品を読める日を楽しみにしています!応援してます^ ^ (2019年11月5日 21時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - せのさんこんばんは!いつも作品楽しく読んでます!毎日せのさんの作品を読むために生活しているといっても過言ではないのですが、最近更新が無くて心配しています汗今まであまり更新が空いた事が無かったし、なにか事情があって更新出来ない状況だと (2019年11月5日 21時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:せの | 作成日時:2019年10月16日 9時

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