推し達と閉じ込められた。【njsj】

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一瞬びくっ となったAさん。そんな動作ひとつひとつが可愛くて、ついまた笑みをこぼす
それと同時に少しだけ、手に力を入れてみる






「……あのぅ、レオスさん？もう扉開きましたよ…？」


そういう彼女に対し私は心の中では本気だが、口では少しからかってるぽく






『…もう少し、このままで居させてください。』

と言ってみる






「……少しだけ、ですよ」








彼女の言葉を合図に、数秒の沈黙が流れる






…と、数秒後 彼女が荒息をたてながら言う



「…は、…すこし、くるしいです。」



『えっ、あっ、ごめんなさい、離れます、』



すると、上目遣いで私を見つめ、顔を真っ赤にしながら少し控えめの荒息をたてるAさんの姿が










申し訳ないです、

なんて言葉で言いつつも、 心の中では これは…ダメだな、 なんて考える。




この場に居づらくなった私は、

『…さ、早く出ましょうか。』

と問う







彼女は、

「…ｽｩｰｯ、お先に失礼、しちゃいます、」


と遠慮がちに答え、速足で出て行ってしまった。



















『…謎が多い人だなぁ、』


そんな言葉を零しながらも、私はまた一つ 笑みを浮かべる















レオスsibe 終

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