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「よかった。じゃあAさんこの日に現地集合とかでも大丈夫ですか？」
「あ、私は全然」
「…ホソクさん、丸め込むのが上手いって言われません？」
「いやぁ、仕事柄こういうのが多くてですね」
ついつい、なんて言って頭の後ろに手を回したチョンさん。
「そういえば。お仕事何されてあるんですか？」
「あー、…会社の経営をちょっと、」
「おぉ。じゃあ社長さんか」
「そんな立派なものじゃないですよ、」
謙遜しすぎだ。
この部屋自体リビングは鏡張りで外の景色がよく見えるし、家具も高級そうなものばかり。
広さだけでもゆうに私の家の3つ分はあるんじゃないか？という程。ここに住めていたのだから、随分すごい会社の社長さんなのだろう。
…住む世界が、違うな。
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作者名：やぎ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/yes_Im_yagi9
作成日時：2022年2月5日 19時
