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「かわいい‥!」

ブラックコーヒーを飲む赤井の向かいで、Aはかわいいプレートに盛り付けられたお子様ランチを目を輝かせながら眺めていた。

「ねぇ見てライ、ごはんが赤くて丸くなってるし旗もささってる!たまごものって‥これはえっと、えびふらい‥?ちきんなげっと‥ゼリー!」
「あぁ、全部合ってるよ」
「本ではみたことあるけど、実物は初めて‥、ライは食べたことある?おこさまらんち!」
「そうだな‥昔食べたことがあるとは思うがよく覚えてないな」
「そうなの‥?わたし今日のこと多分ずっと忘れないよ」

Aはにこにこと笑う。最低限の買い出しを終えた後、赤井とAは夕食のためにファミリーレストランに入っていた。食べたことないものばかりでわからないとメニューをみて難しい顔をするAに、とりあえずこれなんてどうだ?と赤井はお子様ランチを勧めた。

「たべていい‥?」
「どうぞ、全部Aのものだよ。ゆっくり食べなさい」
「うん、ありがとう」

保護後入院し食事がとれるようになった頃、Aは出されたものを詰め込むように、隠すように食べていた。ケアのスタッフや赤井が声を掛け、安心して食事が出来るようになったのもここ数日のことなのだろう‥と思いながら赤井はAをみていた。

「スプーンもフォークも、上手くなったな」
「ほんと?よかった」
「美味いか?」
「おいしい、えびふらいって最高かも」
「そうか」
「ケチャップってこんなに甘いの知らなかったよ」
「ほら‥A、ついてるよ」

赤井はAのほっぺたについたケチャップライスを指ですくい、ぱくりと食べる。その様子を見ていたAはにっこりと笑顔を浮かべた。

「ふふ、ライも食べたかったの?おいしいもんね」

はいどうぞ、とスプーンにほかほかのケチャップライスをすくい、Aは赤井の口元へ差し出した。赤井は一瞬考えはしたが、無碍にしてはいけないなと口を開け、向かいで楽しそうに笑うAに「ありがとう、美味いな」と微笑んだ。

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設定タグ:赤井秀一 , 名探偵コナン , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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- 気長に待っています。 風邪引かないようにしてくださいね。 (3月22日 22時) (レス) @page22 id: d6bc443752 (このIDを非表示/違反報告)
みにo(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます(*´꒳`*)♡うれしいです〜!♡ (3月20日 22時) (レス) id: 36c68c6318 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き待ってます! (3月18日 13時) (レス) @page22 id: 4c62b98933 (このIDを非表示/違反報告)
みにo(プロフ) - あやなみ。さん» こんにちは(о´∀`о)コメントありがとうございます‥!♡読んでくださってうれしいです!ボード‥がよくわかっていなくてどうしたらいいものか‥💦すみません‥(゜□゜;)ありがとうございます✨♡ (3月13日 23時) (レス) id: 36c68c6318 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - みにoさん» こんにちは!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます☺️ (3月12日 21時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みにo | 作成日時:2023年11月12日 0時

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