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「まさか貴方がお世話役になるとはね‥」
赤井秀一が保護役として抜擢されることとなり、赤井とAは、公安管理下のセーフハウスの1つを拠点とすることになった。保護対象が例の組織に関係していることから、降谷も同行することとなった。
「俺以外にはなかなか心を開いてくれなくてな‥」
Aは赤井と手を繋ぎ半歩遅れるようにして歩く。赤井は数歩先を歩く降谷と会話をしていた。
「特にライの時の赤井なんて歩く刃物みたいな顔してたでしょうに‥‥」
「歩く刃物は酷すぎないか」
「事実を言ったまでですよ」
2人が笑っているのを見て、Aが口を開く。
「ね、ライのことしってるの‥?」
振り向いた降谷はにっこりと笑い、距離をとったままAの目線に合わせるようにしゃがんでみせた。
「こんにちは、Aちゃん。やっと声を聞かせてくれたね。僕はあの研究所には行ったことはなかったんだけれど‥‥、赤井がライの時に一緒に仕事をしていたんだよ」
「‥ライと一緒に‥?」
「ああ、今は警察官だけどね」
「そうなの?」
「Aちゃんと、赤井がしばらく安全に暮らすお家に案内するからね、安心してついてきて」
赤井の足に半分隠れたままのAがこくりと頷くのを確認し、降谷は再びにっこりと笑ってみせた。
「此処はポアロからも近いので、必要であれば力になりますよ」
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雫 - 気長に待っています。 風邪引かないようにしてくださいね。 (3月22日 22時) (レス) @page22 id: d6bc443752 (このIDを非表示/違反報告)
みにo(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます(*´꒳`*)♡うれしいです〜!♡ (3月20日 22時) (レス) id: 36c68c6318 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 続き待ってます! (3月18日 13時) (レス) @page22 id: 4c62b98933 (このIDを非表示/違反報告)
みにo(プロフ) - あやなみ。さん» こんにちは(о´∀`о)コメントありがとうございます‥!♡読んでくださってうれしいです!ボード‥がよくわかっていなくてどうしたらいいものか‥💦すみません‥(゜□゜;)ありがとうございます✨♡ (3月13日 23時) (レス) id: 36c68c6318 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - みにoさん» こんにちは!とても面白いです、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます☺️ (3月12日 21時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みにo | 作成日時:2023年11月12日 0時