チャイニーズガール 3 (ページ44)

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ロビッチョスープレックスページ44

チョッパーはそのままホグバックをしっかりと捕え
ロビンに協力してもらい足場を作りどんどん高くまで上る

「ちょ、ちょっと待て！何すんだDr.チョッパー！？こんなとこから落ちて頭でも打ったらお前！世界の財産、天才の脳ミソがカチ割れちまうぜ！！」

「構わねェ！腐ってんのはゾンビよりお前らの頭の中だ！"ロビッチョスープレックス"をくらえ！」

チョッパーが落下するその時可部からとてつもなく
大きな音がしたかと思えばかべ一面にあるのは大きな顔

『おっ、オーズ！！』

「え？」

「ルフィのゾンビ⋯！」

「床が崩れる！チョッパーこっちへ！」

ロビンと横にいたAの元へホグバックを放って安全な足場へ避難するチョッパー

そして床が抜け下の階に落ちるホグバックとシンドリー

落ちた建物の石がホグバックの上に乗り身動きが取れない

「シンドリーちゃん！この石をどけろ！早く！オースが来る！おい、何つっ立ってやがる！俺は貴様の主人だそ！」

「体が動きません⋯！」

「またてめェはくだらねェ事を⋯！」

上の階から見下ろす三人と目が合ったシンドリー

『あ！そうだ⋯おい！ホグバック！気を失う前に一つお前に聞きたいことがアルね！』

石をどかそうとバタバタするホグバックに話しかけるA

『異世界人が元の世界に戻る方⋯それかそんな類の話について何か知らないアルか？！』

「っ、ぐっ⋯！おれは医術なら詳しいが異世界については管轄外⋯そんな事より！早くオレを助けろ！顔しか取り柄のねェぽんこつ死体めっ！」

『お前ホントに腐ってるアル！このストーカー変態外道野郎！シンドリーちゃん！そんな奴やっちまうネ！！』

そしてシンドリーは優しく微笑んだ

「「え」」

意志を持たない命令に忠実なゾンビの体が動かず
自らの意思で微笑みかけた事にチョッパーとロビンは驚きを隠せなかった

そしてついに

「ぎゃあああ〜〜〜〜⋯」

──────ホグバック・シンドリー vs チョッパー・ロビン勝者チョッパー・ロビン────

そして同屋敷内ペローナの部屋への通路では天井への違和感と数々のヤバい修羅場を経験し何かを感じ取ったウソップが走っていると後ろにはオーズが

そして同屋敷内教会ではサンジとナミの所まで突き抜けてきた大きな足

「うおー！この足まさか！とにかく逃げ⋯！？」

腕いたはずのナミが消えアブサロムの声が聞こえた

「形勢逆転だな、この魔人がやっと我らの支配下に落ちた様だ⋯遊んでもらえ」