チャイニーズガール 3 (ページ30)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:10,287 hit

厄介者ページ30

「あ」

その場にいた者は全て上から降ってきた900号オーズにより建物は破壊され下の地面へと落下していく

ルフィ、チョッパー、ロビンは何とか建物の中へと避難したもののウソップとサンジ、その他大勢のゾンビ達はみんな一緒に落下していった

道が急に塞がりフランキーとゾロは突如現れた謎の壁を壊そうと攻撃をするもウソップは気づいた

「お前ら何やってんだ！？バカ！それは壁じゃねェーよ！そいつがルフィのゾンビだよ！」

そしてルフィ、チョッパー、ロビンはそのままモリアが動かない間にと冷凍室へ急ぐ

「あ···うお！き、貴様ら！ペローナにやられなかったのか？」

「モリアと一緒に居たコイツらもぶっ飛ばしたらいいのか？」

三人の前にはDr.ホグバックとシンドリー
ルフィがぶんぶんと腕を回すがチョッパーはここは自分に任せてルフィは先に冷凍室へ急げと言う

そうはさせるかと敵のシンドリーちゃんもルフィ目がけて皿を投げるがロビンの能力によってその動きを封じられた

「お先にどうぞ、ルフィ」

「おのれ！待て麦わらのルフィ！」

「ホグバック！！おれはお前には失望した！おれはお前を医者とは認めない！」

ルフィはホグバックを後にし猛ダッシュで長い通路を駆け抜けた

「意外と長ェなこの通路！···なんだここ？···あ！いた！」

『ルフィ！』

「···よォ···お前か···」

そしてオーズを見たゾロ、サンジ、フランキーはその大きさに驚いた

三角の瓦礫を頭に乗せ帽子気分で満足するオーズ

「よーし！気分出てきたぞ！！俺は海賊王に腐れなる！」

本当にルフィの様なことを言うオーズ
あの図体で戦闘力もルフィとなれば確かに厄介である

しかし困ったことはもう一つ
オーズにより壊されてしまった通路ではサンジとウソップはマストの屋敷へも行けなくなってしまったこと

ジャンプしても届くような距離でもなく折角の近道は塞がってしまった···

「あと30秒···待てよ、この装飾が不満だ···」

「「「橋が出来たー！！！」」」

恐ろしいスピードで完璧な橋を作り上げるフランキー

「これだけの瓦礫や木片がありゃ材料は充分だ！」

「···しかし応急にしちゃあディティールまで凝りすぎじゃあ···」

「この俺に手抜き工事をやれってのか？！」

「いやァ···頼りになるぜ！とにかく助かった！行こう」

そして四人はある部屋に辿り着く

「随分チャラチャラした部屋だ」

「階段と橋でお前らを全員ゾンビ共の餌食にするつもりだったのに」