チャイニーズガール 3 (ページ25)

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デコレーションページ25

しかし影はブルックに従っていた過去など全て忘れ
今はモリアとアブサロムを主人としていると笑う

「アフロを大切にするガイコツなどただ滑稽にしかうつらないのです！」

「うわ！や、止めてくれ！アフロだけは！アフロだけはっ！」

「惨めな姿だ···元ご主人」

侍リューマの剣はブルックの眼球の穴に刺さりブルックは降参宣言をしたのであった···────

「あんな見苦しさはない」

「何とでも言いなさい！この五年···私は再び来るチャンスの為に強くなったのですから！」

一方のアブサロム、ナミ、Aは

「へーへーアブサロム様！」

「挙式の準備は出来てるな？！」

「へーへーそりゃいつでも」

「モリア様にちと渡さなきゃならねェ"品"があったもんでな···よし、今すぐ式を挙げる！ドレスを着せて式場へ連れて来い」

「へーへーただいま」

そしてフランキー、ロビン、ウソップ、チョッパーは
何とか影を奪われる事無く無事サニー号へと辿り着いた

随分と荒らされた痕跡の残るサニー号そのダイニングに
割り箸や洗濯バサミ、ハンガーでデコレーションされた
サンジ、ルフィ、ゾロの三人が眠っていた

フランキーが必死で起こすも神経の有無が疑わしい程
頭にコブを作るだけで起きる気配は皆無。

「仕方ねェ···どいてろ、バズーカで」
「いや···大丈夫だ···」

この三人とは随分と長く旅をした家族のような仲間。
ウソップは誰に何と言えば起きるかなど朝飯前だ

「美女の剣豪が肉持ってやって来たぞ！！」

「美女？！」「肉？！」「剣豪ォ？！」

起きてここがサニー号の中だと気づき影が無くなった事や食料が盗まれた事などに気づく

「まったく···面目ねェ、油断しすぎた···」
「海賊弁当も失くしちまった···チーズじゃダメだ···チーズじゃ」
「──ところでナミさんとAちゃんがいねェ様だが···？」

そして事の経緯を話しウソップがナミとAが連れ去られたと言うとサンジは血相を変え掴みかかる

「連·れ·去·ら·れ·たァ？！なぜ地の果てまで追わねェ？！そいつはどこのどいつだ！すぐにおれが行って奪い返してくる！」

とにかく追おうにも追える状況ではなかったし話しをとにかく全部聞いてくれと言いまず取り返すべきものは大きく二つだと言うとルフィは即答した

「仲間」「メシ」

「おお···意外なもんがランクインしてた···ひとまず"仲間"と"影"の話しをさせてくれと話の時系列を整理し伝えた

「んな···け、け···結婚だとォ〜〜！？フザけんなァ！」