弱点 ページ17
武器を作ってくると言ったフランキーの為
時間を繋ぐロビンの元にタラランの蜘蛛の糸が迫るが
ロビンはタラランの眼球に手を生やし目玉を触れば
自分の出したねっとり
身動きが取れなくなるタララン
「よし！ニコ・ロビン準備いいぞ！離れてろ」
フランキーは持参した鋼鉄ヌンチャクを石柱にさしただけだと言うと
「こういう化け物にはデケェ武器がねェとな」と石柱ヌンチャクをぶん回した
人間離れしたパワーに圧倒されなんとかねっとり網を出すもののウェポンズ左によりタラランは地に背中をつける
フランキーは終わったとロビンの方を向いたが
ロビンは蜘蛛とネズミが融合した様な生き物に糸で囚われていた
「ニコ・ロビン！何だあいつら！？」
「ごめんなさい⋯油断を！他にも蜘蛛がいたなんて⋯」
「ぐわ！しまった！」
油断していたフランキーの後ろから蜘蛛の糸が吐き出され
フランキーもタラランの糸にぐるぐるに巻かれ囚われてしまう
「あっあっあっあっ！バカたれめ！油断しねェなんて無理な話だ！そいつらは俺の部下スパイダーマウス！このスリラーバークに500匹もいるのだ！」
自分達は今まで一度も狙った獲物をとらえ損ねた事はないと語り彼らの使う"糸"はホグバックの改造により人の力では決してちぎれないと言う
「お前らの仲間は屋敷の天井裏から俺達が音もなく引っこ抜いてやったのさ！」
仲間が居なくなったカラクリが解けたものの今からお前達も同じ場所に連れて行ってやる、覚悟を決めろと言われピンチに陥る二人
「ヨホホーヨーホホーホ♪」
─ビンクスの酒を届けにゆくよ海風気任せ波まかせ─
「誰だ！？歌を歌うのは！！」
「ヨホホホ！いやはや皆さん、この島に入って来てしまいましたか」
確かに下に落ちたブルックがいつの間にか目の前にいる···
「あなた下からどうやって···？」
「ジャンプしました！軽いのです！来てしまったなら仕方ありませんね···この島の全てをお話しましょう」
ブルックに質問するも無視されタラランが
「お前も海賊の仲間だな？！おいガイコツ！」と叫ぶと
「大丈夫です···もう決着はついてますから」と言って刀を鞘に戻した
「鼻唄三丁······"矢筈斬り"！！！」
それでも尚立ちはだかる敵はゾンビ
いくら一刀両断されようとまだ立ち上がる
「···⋯このぉ······ん？待てよ！？お前どっかで⋯」
「ヨホホ⋯ご心配なく。対処もしました」
「対処···？」
「ゾンビにも弱点はあるのです！」
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作者名：まめごはん | 作者ホームページ：https://plus.fm-p.jp/u/dryflower
作成日時：2022年10月11日 17時
