チャイニーズガール 2 (ページ20)

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コビメッポページ20

「ぶわっはっはっは！！全く敵わんな！！」

そしてルフィに胸ぐらを掴まれた海兵は言う

「やっぱり強いや···流石だ！参りました···」

ゾロとルフィの名を呼んで立ち上がる二人の海兵

「お久しぶりです！僕が分かりますか？」

「誰だ？」

「僕です！！コビーです！覚えていませんか？！」

コビーと聞き昔であったあのアルビダの船で雑用をさせられていたコビーを思い出すルフィ···

「コビーは友達だけど···もっとチビのコビーしか知らねェぞ？」

「そのコビーです！泣き虫でダメだったコビーです！」

「あのコビーが何で偉大なる航路(グランドライン)に？！」

まだ将校にはなれてないが噂を聞き付けいても立ってもいられなかったと話し今があるのは二人のおかげだと敬礼する海軍本部曹長のコビーと百歩譲ってだと腕を組む軍曹ヘルメッポ

コビーとの再会を懐かしみ中へ招かれるコビーに対し
ずっと放置されるヘルメッポ···そしてついに──

「誰だ？」

「おーれーだーっ！！」

「知らねェよ誰だ」

答えはヘルメッポだと明かすも未だ分からないの二人に
ゾロを追い込んだあのモーガン大佐の息子だと言うも全然ピンと来ない二人に痺れを切らしたヘルメッポ

「あの時の七光りバカ息子だー！！」

「あ、お前か」「いたいた！こんなの！お前か！」

コビーやっぱりこの二人を許せないとヘルメッポは泣くが過去も受け入れなければ仕方ないと言い再会を果たしてやる事が出来たガープが壊して入って来た壁を修理しておけと部下に言うも散々言い返され一緒に壁を修繕するガープ

「お前親父に会ったらしいのう」

ガープの突然の言葉にルフィに親が居たのかとまたも驚愕する一味に追い打ちをかける様にガープは言った

「何じゃ名乗り出らんかったのか···ローグタウンで見送ったと言うておったが···お前の父親の名はモンキー・d・ドラゴン。革命家じゃ」とその名を言えばその血筋に焦りの色を隠せない一味

「ガープ中将の子があの革命家ドラゴンでドラゴンの子でガープ中将の孫が···？！」

「「えーーーーーーっ！？」」

ただならぬ周りの雰囲気を感じとったガープは

「あ！コレやっぱ言っちゃマズかったかのう！···今の無しっ！！」

と誰もの記憶に焼き付きそう簡単には取り消せないことを白紙に戻そうとして来た

『やっぱルフィのじいちゃんアル···血統は侮れないアルね』

「······時にお嬢ちゃん。報告に聞いたんじゃが未来が見えると言うのは本当なのか？」