決意 ページ5
あと2週間でテストが始まる。僕は富永君と放課後一緒に勉強するために、富永君のお家にお邪魔させて貰うことになった。
部屋は広いが物があっちこっちに散乱していた。
本棚にはずらりと小説が並べられていた。
そして、その下の段にはお笑いのDVDがあった。
「このDVD僕も持ってる！お笑いも好きなのー？」
「まじ!?これ面白いよな〜」「この芸人さんのコント最高だよね！」
またひとつ共通点が見つかった。
「あーー、疲れたー！ちょっと休憩しようぜ」
「そうだね、今日はだいぶ勉強したよ」
「寛太ってどこの大学行こうとしてんの？」
「……え、？」
(今寛太って呼んだよね!?)
「いや、え？じゃなくて」
「あ、あぁごめんね！初めて富永君に寛太って呼ばれたからびっくりしちゃった！」
「そんなことかよ…」
「僕は青学に行きたいんだ〜!」
「まじで！？俺もなんだけど！」
「え！ほんとに！？」
そのあと僕達はお笑いサークルに入りたいことも話した。結局話が止まらなくなってその日はそれ以上勉強しなかった。
最近僕は毎日が楽しくて仕方ない。あの始業式の日の気の重たさがまるで嘘のように思えて来る。
(きっと富永君のおかげだね、一緒の大学に行けたらいいな…。)
テストが終わり、全教科の結果が出た。そしてまた一つ君について分かったことがある。
富永君は僕が想像していたより頭がいいという事だ。
(授業にあまり出ていないのにどうしてだろう…？僕が勝手に雰囲気や見た目で判断してしまっていたのだろうか？)
僕のこの素朴な疑問は後に意外な形で解決されることとなった。
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天の邪鬼な狐 - 終わりかぁ〜楽しみが減っちゃいましたなぁ。お疲れ様です! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 60349813f0 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» こんにちは〜！申し訳ないです(T_T)はい！後少しですが最後まで頑張ります!! (2016年12月2日 8時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - こんにちは！この前見たら、ごまだんごさんの小説消えてたのでビックリしました…。これからも小説の更新頑張って下さい(*´∇｀*) (2016年12月1日 22時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» ありがとうございます(><)とても励みになります!!完結まで何とか頑張るので、これからも見て頂けると幸いです!! (2016年11月22日 16時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - いつも見てます！更新頑張ってください(*´∇｀*) (2016年11月19日 19時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまだんご | 作成日時：2016年9月29日 21時
