勇気�� ページ16
「もう…やめて……。」
最後の力を振り絞り僕は声を上げた。
「……うっ…っあ…」
「え？何？聞こえないな〜」
他校の生徒はそう言いながら僕の背中を踏みつける。
「てか、お前ら何なの」
「さっきからお互いにやめろやめろってさー」
その言葉は鋭い矢となり僕の心に刺さる。
蹴られた痛みなんかよりよっぽど苦しい。
「お前ら不釣り合い過ぎだろ、何もかも正反対だし」
「もしかしてほんとにデきちゃってる感じ？」
「うわ、引くわ…」
"不釣り合い"
"引く"
何度も頭の中でその言葉は繰り返される。
そして、気がつけば僕は涙を流していた。
「なに泣いてんの、もしかして図星だった感じ？」
「まじかよ、やべぇな」
苦しい、これが何に対する涙なのかは自分には分からなかった。
ただ、悲しくて、悔しくて、辛くて、
僕は富永君と目を合わせることが出来なかった。
そして僕の朦朧とする意識は、笑い声と僕の名前を呼ぶ富永君の声と共にここで途絶えた。
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天の邪鬼な狐 - 終わりかぁ〜楽しみが減っちゃいましたなぁ。お疲れ様です! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 60349813f0 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» こんにちは〜！申し訳ないです(T_T)はい！後少しですが最後まで頑張ります!! (2016年12月2日 8時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - こんにちは！この前見たら、ごまだんごさんの小説消えてたのでビックリしました…。これからも小説の更新頑張って下さい(*´∇｀*) (2016年12月1日 22時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» ありがとうございます(><)とても励みになります!!完結まで何とか頑張るので、これからも見て頂けると幸いです!! (2016年11月22日 16時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - いつも見てます！更新頑張ってください(*´∇｀*) (2016年11月19日 19時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまだんご | 作成日時：2016年9月29日 21時
