勇気 ページ15
今回は暴力的な表現が入るので、苦手な方はブラウザバックお願いします。
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ただひたすらに僕は全力で走り続けた。
何故か気持ちは落ち着いていて、自分でも驚くほど冷静だった。
(あの角を曲がれば公園があるはず…!)
僕はさらに足を早める。
角を曲がると、公園で羽交い締めにされた富永君の周りに数人の他校の生徒が居た。
「お前ら…!!富永君から離れろ!!」
その場に居た全員の視線が僕に向けられる。
「…寛太!?何でここに居んだよ!!」
富永君は大声で僕に向けて叫ぶ。
「誰だよお前」
「てか、富永君って何だよ、かわいい呼び方してんな」
その場に居た他校の生徒３人はギャハハと大声で爆笑する。
でも僕にはそんなこと気にならなかった。
「お前ら3対1なんて卑怯だぞ!!」
「は？何だよ、うっせーな、こいつと同じ学校か？」
「お前は関係ねぇだろ、さっさとどっか行けよ」
「それとも、こいつみたいに痛い目に会いてぇのか？」
「寛太!!俺は大丈夫だから今すぐ逃げろ!!」
「嫌だ!!!!」
「はいはい、分かった分かった、つまんない友情ごっこはここまでね"真面目君"」
「……寛太!!後ろ!!!!」
その瞬間僕の背中に重い衝撃が走る。
気がつけば、僕の顔の横には地面があった。
「寛太!!!!」
「…くっ……っはぁ…あ…ぁ」
あまりの衝撃に上手く呼吸が出来なくなる。
「あーあ、1発蹴られただけでこれかよ、おもんねーな」
「クソッ、もう一人いたのか!お前らはとことん卑怯だな!!寛太は関係ねぇんだから、これ以上寛太に触んな!!!」
「こいつが逃げないのが悪いんだろ"富永君"」
「だまれ!!!!」
「あぁ怖い怖い」
朦朧とする意識の中、他校の生徒の笑い声だけが鮮明聞こえた。
その中の1人が僕に近づき、僕の髪を引っ張って無理矢理顔を上げさせられる。
「お前もしかして、夏休み前にここでこいつと一緒にアイスか何か食ってたやつか？」
「まじ？"富永君"お友達居たんだ〜、まじウケるんだけど」
「お前らいい加減にしろ！」
富永君の怒鳴り声が響く
「うるせーな」
その声と同時にドゴッという鈍い音が聞こえる。
「くっ…………ッ」
富永君が地面へ倒れ込むのが見えた。
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天の邪鬼な狐 - 終わりかぁ〜楽しみが減っちゃいましたなぁ。お疲れ様です! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 60349813f0 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» こんにちは〜！申し訳ないです(T_T)はい！後少しですが最後まで頑張ります!! (2016年12月2日 8時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - こんにちは！この前見たら、ごまだんごさんの小説消えてたのでビックリしました…。これからも小説の更新頑張って下さい(*´∇｀*) (2016年12月1日 22時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» ありがとうございます(><)とても励みになります!!完結まで何とか頑張るので、これからも見て頂けると幸いです!! (2016年11月22日 16時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - いつも見てます！更新頑張ってください(*´∇｀*) (2016年11月19日 19時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまだんご | 作成日時：2016年9月29日 21時
