自覚 ページ13
目が覚めると外は眩しいくらいに明るくなっていた。
「いてて……。」
僕は布団から半分出ていた。
「……!!」
反対側を見るとすぐ近くに富永君の顔があって、思わず心臓が跳ねる。
富永君は僕の布団にまで進出していた。。。
こんな間近で見つめるのは初めてで、心拍数が上がっていくのが自分でも分かった。
恥ずかしくなり、布団に潜った。
僕はチラりと富永君を見る。
「おはよ、寛太」
「ぉ、おはよう!」
「富永くん起きてたの!?」
「うん……さっき俺のこと見てた？」
「ぁ…ごめん、、」
「いや、別に謝んなくていいよ」
富永くんはそう言って優しく笑った。
(今絶対顔赤くなってるだろうな…)
恥ずかしいけれど、なんとも言えない幸福感で僕の心は満ち溢れた。
こうして僕の今年唯一の夏の楽しみは終わった。
その後は毎日勉強三昧の日々だったけれど、富永くんと同じ大学に行くために必死に勉強した。
あの後富永くんとは何回かLINEで話したくらいで、夏休み中会うことは無かった。
LINEを返す時に早く返し過ぎて引かれないかとか、ちょっと時間を置いてから返した方がいいのかな？とか考える自分は乙女だ。
どうしてこうなってしまったのだろうか……
(早く会いたいよ……)
この長い夏休みの間に分かったこと。
僕は富永君が好きだ。
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天の邪鬼な狐 - 終わりかぁ〜楽しみが減っちゃいましたなぁ。お疲れ様です! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 60349813f0 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» こんにちは〜！申し訳ないです(T_T)はい！後少しですが最後まで頑張ります!! (2016年12月2日 8時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - こんにちは！この前見たら、ごまだんごさんの小説消えてたのでビックリしました…。これからも小説の更新頑張って下さい(*´∇｀*) (2016年12月1日 22時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» ありがとうございます(><)とても励みになります!!完結まで何とか頑張るので、これからも見て頂けると幸いです!! (2016年11月22日 16時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - いつも見てます！更新頑張ってください(*´∇｀*) (2016年11月19日 19時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまだんご | 作成日時：2016年9月29日 21時
