事実�� ページ12
「なぁ、寛太？」
「なにー？」
「寛太に前から言おうと思ってた事があるんだけど…」
「え……？何…？」
突然改まった雰囲気で言われ、不安と期待が入り交じる。
(ま、まさか告白とかじゃないよね…)
「寛太が高校の入学式の日に、自分の教室の場所が分からなくて迷子になってたろ？」
「何でそれを知ってるの…？」
「そこでさ、声掛けられて教室まで案内されなかった？」
「うん…確か一つ上の学年の人だった。」
「それ、俺なんだよね」
「え!?どういうこと!?」
突然の別の意味の告白に僕は混乱した。
「俺、留年したから寛太と今年同じ学年になった。」
「そうなんだ…知らなかったよ…」
「じゃあ今僕は18歳で富永君は19歳ってこと？」
「そうなる」
「なんだ、そんなことか〜」
「突然改まるからびっくりしちゃったよー」
「いや、いつ言おうか悩んでて」
「そろそろ寝ようか…」
「うん…おやすみ」
僕の知らなかった事実に驚いた。何故か少しだけ富永君との距離が遠くなってしまった様な気がした…
僕の隣では既にスヤスヤと寝ている君がいた。
思わずその横顔に見とれてしまう。
富永君は去年1度授業を受けたことがあったから、今回のテストがよかったのか…？
考え事をしてしまい、なかなか眠りにつけなかった。
「かんた……」
富永君がぼそっと呟いた。
思わずドキッとしてしまう。
(寝言かな…？)
最近気がつけば富永君を見ていることが多い。
授業中、昼食中、今日だって釣りをしている時、花火の時、そして今も…思い返せば初めて喋った時も富永君におい、何見てんだよって言われたっけ…
これってさ…好きってこと？
いや、そんな訳ないよね…だって相手は男だし。。
悶々としてしまい余計に眠れなくなってしまった。
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天の邪鬼な狐 - 終わりかぁ〜楽しみが減っちゃいましたなぁ。お疲れ様です! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 60349813f0 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» こんにちは〜！申し訳ないです(T_T)はい！後少しですが最後まで頑張ります!! (2016年12月2日 8時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - こんにちは！この前見たら、ごまだんごさんの小説消えてたのでビックリしました…。これからも小説の更新頑張って下さい(*´∇｀*) (2016年12月1日 22時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだんご(プロフ) - てまりさん» ありがとうございます(><)とても励みになります!!完結まで何とか頑張るので、これからも見て頂けると幸いです!! (2016年11月22日 16時) (レス) id: 6d2a15dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
てまり - いつも見てます！更新頑張ってください(*´∇｀*) (2016年11月19日 19時) (レス) id: d175e5d152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまだんご | 作成日時：2016年9月29日 21時
